チリの偉大な日:トンプキンス・コンサベーションが歴史的な国立公園誓約に署名

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3月、私たちはクリスとダグ・トンプキンスの信じがたい偉業を祝いました。それは100万エーカーの公園土地をチリ政府に寄付する誓約で、これは私有団体が国にした史上最大の土地の寄付です。チリの大統領ミシェル・バチェレはプマリン公園とパタゴニア公園を含む5つの新たな国立公園を設立し、さらに3つの公園を拡張するために、追加として政府所有の900万エーカーを誓約しました。

プマリン公園におけるこの小さな協定への署名儀式には、イヴォンとマリンダ・シュイナード、リックとジェニファ・リッジウェイ、ジミー・チンも参加しました。一行は故夫であり自然保護のパートナーであったダグが妻にちなんで名付けたセロ・クリスティンを登るためにパタゴニア公園を訪れていましたが、この署名儀式のために寸前でルート変更をしました。

【 チリに1,000万エーカー以上の新たな国立公園を作る誓約書に署名するチリ大統領ミシェル・バチェレとクリス・トンプキンス。写真提供:チリ政府 】

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海が変えた僕の人生について

by 眞木勇人(パタゴニア・サーフィン・アンバサダー)

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先日、キース・マロイ監督の映画『FISHPEOPLE(フィッシュピープル)』を観る機会に恵まれました。映画はパタゴニア・アンバサダーでもあるキミ・ワーナーやタヒチのビッグウェーブサーファーのマタヒ・ドローレなど、「海」によって人生が変わった6名の人物のリアルライフスタイルドキュメンタリー。今回この映画を見て思ったのは、海と関わる皆それぞれが「海」との特別なリレーションシップがあるということ。私も例外ではなく、海から多大なる影響や恩恵を受けている。今回は私自身と海との関係について少し書いてみようと思います。 

【 台風スウェルの沖縄にて。波は、海と大自然からのおくりもの。写真:Daichi Sato 】

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『新版 社員をサーフィンに行かせよう:パタゴニア経営のすべて』

by イヴォン・シュイナード

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初版の登場から10年を経て、パタゴニアの創業者兼オーナー、イヴォン・シュイナードが2006年に書いた回顧録の傑作の増補改訂版『新版 社員をサーフィンに行かせよう:パタゴニア経営のすべて』が出版されました。約半分に相当する内容を増補し、新たに活動家であり作家のナオミ・クライン氏による序文が追加されています。

新版でシュイナードは、世界的な景気後退と加速する環境危機によって、またパタゴニアにとって未曾有の成功によって特徴付けられた、素晴らしくも厳しい機会と挑戦をもたらした過去10年間に、彼のビジネスと環境への見解がどのように進化したかについて説明します。

下記にて新版からの序文をお読みいただけます。

【 上:表紙:リンコン・ポイントの冬のスウェル。写真:Steve Bissell、書籍写真:Tim Davis 】

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ナノグリップと私の「脱げない」関係

by 岡崎友子

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私にとって水着とは、普通の服よりも多くの時間をともにする関係と言っても言い過ぎではない大切なもの。サーフトリップ、いやじつは普段から下着をつけるのはあまり好きではなく、代わりに水着を着ていることはしょっちゅう。だから脱げません。そして出掛ける用事や人と会う約束がないときなどは、海から帰ってきてシャワーを浴びたらもうパジャマみたいな格好が多いので、人前で着るもののなかでは水着にいちばん気を使います。

まあ、言ってしまえば仕事着のようなものでもあり、自分がやっていることをサポートし、よく見せてくれる手助けもしてくれる大事なものでもあります。だからこそ、水着にはこだわりたい。多くの女性が服のおしゃれにこだわるように、自分に似合う、自分らしい色やデザイン、体型をカバーするデザインを選びたい、動きやすくずれないこと、そして何よりハッピーになれる、モチベーションを上げてくれるくらい気に入っていて脱げないものを着たいと常々思っています。

そんなことから大学生のころ、水着を作りはじめました。誰も着ていない柄で作りたいけどオリジナルのプリントなど作れる資金も規模もなかったので、一枚一枚ハンドペイントでオリジナルの柄を描いて作っていました。自分の体型(チビ、お尻が大きいのに扁平で垂れている、大根足、腕が太い)をカバーし、少しでも格好よく見えるカッティングなどを研究し、一年中見る景色やふとした出来事などから柄を考えることも、大変ではあったけれどとても好きでした。

【 25年くらい前、私がデザインした柄のラインアップ。ハイレグなのが時代を物語るけど、じつは今年、ワンピースやハイレグがカムバックしている。流行はめぐり巡ってくるから、Worn Wearも取っておくのは正しい。全写真:岡崎友子 】

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ルートはつづく

by ソニー・トロッター

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「ソニー、ホールドがなかったらルートにはならないよ」アレックスがそう下で叫んだ。ハーネスを着け、気楽な様子で笑顔を浮かべて、俺を眺めている。僕はア レックスが握っている9ミリロープの先の空中18メートルあたりで、傾斜のきついのっぺりとした青白い石灰岩に突起らしきものを探していた。背後には谷底までの約300メートルに広がる森が、曲がりくねった青緑色のボウ・リバーに縁取られている。氷河からの水に満たされたこの川は、壮大なカナディアン・ロッキー山脈の真んなかにあるバンフ国立公園の、その真んなかにあるバンフのダウンタウンの、さらに中心を流れている。息を呑むほどの絶景の山々に囲まれているにもかかわらず、僕が凝視しているのは頭上にある次の1.5メートルの岩の盾だった。

「大丈夫、アレックス。ハードだけど絶対にやれるって!」と叫び返してから、 「俺がやるんじゃないけどね」と小声でつぶやいた。

【 「ザ・パス(5.14r) 」上のアレックス、地上から 最初のトライ。カナダ、バンフ 国立公園、レイク・ルイーズ。写真: Ken Etzel 】

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クラウド・リッジ、ここだけのストーリー:これは、日本の山を愛する日本人アンバサダーたちのパッションの結晶だ

by 花谷泰広(パタゴニア・アルパインクライミング・アンバサダー)

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2014年3月、当時アルパインクライミング・アンバサダーだった横山ジャンボ勝丘、谷口けい、そして花谷泰広の3人が鎌倉の日本支社オフィスに集い、日本支社スタッフ3名を交えてミーティングをした。そのときの議事録を久しぶりに開いてみた。多くがレインウェアに関する話題だったが、よく読むと、今回のクラウド・リッジに組み込まれたさまざまな構想は、このミーティングで出尽くしているようにも思える。それぐらい具体的なアイデアが出ていた。

アンバサダー3名の活動に、それぞれ強烈な個性があったことも良かった。よりクライミング目線で意見できる横山。女性目線や登山者目線の鋭い谷口。そして山岳ガイドという目線のある花谷。じつはレインウェアのニーズは、それぞれの立場によって大きく異なるものだ。たとえばクライミングに特化させたいのであれば、M10ジャケットのように極限まで軽量化を求めたい。ガイドであるならば、多少はかさばってもできる限り摩耗に強い丈夫な製品がほしい。僕も自分のクライミングで使うものとガイドで使うものとでは、違うことが多い。それらを両立させることは、実際とても難しい。女性の登山者であれば、見た目も大切かもしれない。しかし、ただひとつ共通点がある。それはデザイン自体が美しく、機能的でシンプルであること。まだ見ぬクラウド・リッジの模索は、そんなところからはじまった。

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2007年にホクレアが日本にやって来て、今年でちょうど10年になる。

by 金子 duke

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僕はいつも海に出るたびに、ホクレアからの宿題をいまでも自分に問いかけつづけている。

陸のスピードに流されて生きていないだろうか?
テクノロジーという箱のなかだけで生きていないか?
僕らは海とつながっているだろうか?

僕は、10年前のホクレアとの出会いによって、魂の、心の目が開かれ、自分を、世界をみる目が変わったのだった。

【 全写真:yaguraphic 】

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イヴォン・シュイナードとローズ・マーカリオによるライアン・ジンキ内務長官への手紙

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2017年5月4日
ライアン・ジンキ長官
内務省
1849 C Street, N.W.
Washington DC 20240

親愛なるジンキ内務長官殿、

あなたは内務長官として、アメリカ国民が所有する公共の土地と水を彼らに代わって管理するという厳粛な責任を課されています。現在あなたが見直ししている国定記念物を含む私たちの公有地は、我が国の重要な歴史の一部を代表するものです。その遺産は私たちだけにではなく、あらゆる未来の世代のアメリカ国民に属するものです。どの連邦の土地が開発に利用され、どの特別かつ脆弱な地域が未来のために保全されるかについての慎重かつ情報に基づいた決断を下すことによってこの遺産を守ることは、あなたの仕事の一部です。

それゆえ、何ダースもの国定記念物の縮小あるいは撤回の見直しに、120日という恣意的な締切を設けるのは不条理です。ご存知のように国定記念物を設定する過程はしばしば、何十年でなかったとしても、何年もかかります。それは提案されている記念物の地域の生態系、文化、考古学、経済およびレクリエーション価値を含む大掛かりな研究と、地元地域および全過程における選出代理人との強固な協議をともないます。それぞれの記念物の独特かつ複雑な歴史を鑑みるとき、何ダースもの記念物それぞれについて、こういった短期間に意義ある見直しをすることは単純に不可能です。

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不確かな世界でビジネスのための確かな道徳観を探る

by ローズ・マーカリオ

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過去数か月にわたり、ビジネス環境は劇的に変化しました。それは通商政策や税制改革について言っているのではなく、私たちの民主主義の根底が脅かされている現在、多くのビジネスリーダーが感じている道徳的/倫理的な不確かさのことです。毎日のように新たな不正義が浮上し、私たちはそれについて意見し、行動することを要求されています。それは多くの場合、ビジネスとしての選択ではなく、人間としての義務であり、ときとしてその両方です。

こういった混沌のなかで、いくばくの勇気と慎重な計画があれば、いまビジネスには世界的なリーダーシップの欠如を埋める刺激的な機会が存在します。誰もが考えている疑問は次のようなものです:どうすれば企業はビジネスの必要性に焦点を当てながら、同時に収益よりもさらに大きな緊急の道徳的義務に効果的に対応できるのでしょうか。これは多くの会社にとって未知の領域なのです。

【 家族が夕刻を一緒に過ごせるようにパタゴニアの託児所は5時半に閉まる。写真:Kyle Sparks 】

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にわか仕立て

by カール・ゾック

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僕らは切望していた。誰も通った形跡のないシングル・トラック、過酷な登り、冷や汗ものの下降、孤独、そして泥……。友人4人と、荷物満載のマウンテンバイク(速攻で詰め込んだサバイバル・スタイル)、曖昧な計画と限られた時間。濃縮された時間のなかで制限を付けずにトレイルがどこへつづくかを見てみようということで、全員が同意していた。1か月どころか、1週間でもない。にわか仕立ての1泊という時間で、僕らはなんとか求めていたものを見つけることができた。コロラド州クレステッド・ビュート必見のトレイルのちょいと先で過ごした時間は、僕らの欲望を十分に満たしてくれた。それは無論、次回までの話だが。

【 ダウンヒルをかせぐリンジー・プラント、ザック・スミス、タラ・アバティキオ。スター峠までの上りはほぼ4キロのスムーズな下降と、笑顔で痛くなる顎の筋肉という巨大な見返りをもたらす。写真:Carl Zoch 】

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クリーネストライン

アウトドアウェアを製造/販売するパタゴニアの社員、友人そしてお客様のためのブログです。パタゴニアについては patagonia.jp をご覧ください。

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