ヨーロッパからの見解:包括的貿易投資協定(TTIP:Transatlantic Trade and Investment Partnership)に反対します

by ライアン・ゲラート、パタゴニアEMEA(欧州、中東、アフリカ)

Top

先週〈グリーンピース〉が、提案されている包括的貿易投資協定(TTIP)の交渉中の文書と内部見解を示す文書248ページを漏洩しました。これにより、関与しているヨーロッパの28政府、EUおよび米国間の深い亀裂が明らかになりました。

〈グリーンピース〉のレポートにより、ここヨーロッパでは混乱が引き起こされました。フランス政府は目下のところこの協定に反対しているという声明を出したほどです。すでに3年以上にわたる交渉はいま、危機に面しているようです。

この協定に賛成する者も反対する者も、貿易障壁は長期にわたってすでに取り除かれており、TTIPはそのためにはほとんど役に立たないことを認めています。その代わりその焦点は、米国よりもヨーロッパで一般的に強靭な環境、健康、動物福祉水準を調和させることです。

写真上:テキサスのオーガニックコットン畑。1996年以来、パタゴニアは合成殺虫剤、除草剤、落葉剤、化学肥料を使い、GMO(遺伝子組み換え)種子を使用する従来のコットン栽培ではなく、害虫を管理し、健康な土壌を構築する天然の解決策を使用するオーガニックコットンのみを使用してきた。写真:Tim Davis

続きを読む "ヨーロッパからの見解:包括的貿易投資協定(TTIP:Transatlantic Trade and Investment Partnership)に反対します" »

沖縄県最長河川のいま:西表島・浦内川(後編)

by 中根 淳一 (パタゴニア・フライフィッシング・アンバサダー)

Illust01

前回紹介した西表島での渓流釣り。その浦内川に昨夏、取水用の送水管が引かれた。川沿いを黒い大蛇がうねるような光景は異様で、原始の流れを色濃く残す流れだけに、とても残念なことに感じる。

【魚類調査対象の6魚種。上からシミズシマイサキ、ニセシマイサキ、ウラウチフエダイ、カワボラ、ナガレフウライボラ、ヨコシマイサキ イラストと全写真:中根淳一  】

 

続きを読む "沖縄県最長河川のいま:西表島・浦内川(後編)" »

「実生活」の科学

by ディラン・トミネ

1

僕の子供は2人とも学校の科学の授業が大好きで、スカイラは大きくなったら海洋生物学者になりたいとひんぱんに言う。だから〈ワイルド・フィッシュ・コンサーバンシー〉の野外生物学者たちが、ピュージェット・サウンド周辺のサーモン稚魚の生息地の評価過程の一部として引き網のサンプリングに誘ってくれたとき、僕らはそれに飛びついた。

彼らは子供たちにとてもフレンドリーで辛抱強く、個々の魚を捕獲し、傷つけないように測定して記録し、捕獲のあとはリリースのために網からバケツに移動させるという各工程を、よろこんで説明してくれた。それは野外で実際に科学がどう適用されているのか、そして一貫した方法を採用することの重要さについての素晴らしいレッスンだ。

写真上:スカイラとウェストンにサンプリングの工程を説明する〈ワイルド・フィッシュ・コンサーバンシー〉のフィールド・テクニシャンのフランク・ストーラー。ワシントン州ピュージット・サウンド。写真:Dylan Tomine 

続きを読む "「実生活」の科学" »

次の世代に繋ぐために

by 中山翔太(パタゴニア 東京・神田

夏の虫取り

幼いころ、何もない草原で虫とりをしたり、外で夢中になって遊んだ記憶はありませんか?昔は当たり前にあった自然も、いまでは「貴重」な自然になっています。足元にある小さな植物も、もしかしたら絶滅する危険性がある植物かもしれません。

【 夏の虫取り。子供たちがのびのびできる自然がここ三つ又沼ビオトープには残っています。 写真:松並三男 】

続きを読む "次の世代に繋ぐために" »

南の島の渓流釣り:西表島・浦内川(前編)

by 中根 淳一(パタゴニア・フライフィッシング・アンバサダー)

Photo_01

南国沖縄でのフライフィッシングというと誰もが海の釣りを想像することだろう。僕も普段は河口周辺のマングローブ帯や海に足が向くことから、近年まで淡水の釣りはほとんど経験していなかった。しかし低山ながら山岳が発達した西表島では、いくつもの渓流があり、そこには好ターゲットの「メジロ」が潜んでいる。

 【 全写真:中根 淳一 】

続きを読む "南の島の渓流釣り:西表島・浦内川(前編)" »

2015年~16年パタゴニア・シーズン「パタゴニア・ドール」賞

by ロランド「ロロ」ガリボッティ

1

先シーズン、パタゴニアでは多くの歴史的登攀がなされたが、僕の「パタゴニア・ドール」賞は私心のない、そして永続する、ある非登攀に贈りたい。

その勢いは2014年後半、僕にe-mailをくれたクライマーのステファン・グレゴリーとともにはじまった。「僕は来シーズン、チャルテンに戻るつもりですが、お返しのために自分の時間をいくらか割きたいと思います。排泄物管理についての計画は何かありますか? 私は既存のプロジェクトを支援するために助成金申請の書類を作ることができます」

写真上:セロ・フィッツロイから下降すると、写真中央右側にラグナ・カプリが見渡せる。チームはウィルダネス・ラトリン・トイレの設営に、ハイカーに人気でエル・チャルテンに比較的近いラグナ・カプリを選んだ。アルゼンチン領パタゴニア。写真:Dörte Pietron

続きを読む "2015年~16年パタゴニア・シーズン「パタゴニア・ドール」賞" »

新しい国定公園:訪問者にインスピレーションを与え、地元地域を支える

by ローズ・マーカリオ、パタゴニアCEO

1

私がロサンジェルスに引っ越してきた最初のとき、友達がジョシュア・ツリー国立公園にキャンプに連れて行ってくれました。それまで砂漠の景観で過ごしたことがなかった私はそれについては予想もできず、退屈するだろうと思っていました。でもその最初の旅は霊的な経験だったとしか言いようがありません。私はそれまで世界中の最も美しい場所で何年も瞑想してきましたが、原始の岩、ジョシュア・ツリー、豊富な野生動物と簡素で基本的な景観に囲まれた砂漠の奥深くに入ることは比類の無いことでした。そのとき、ジョシュア・ツリーが国立公園であることをどれだけうれしく思ったことでしょう。そして周囲の景観がこれからやって来るすべての世代のために保護/保全されるに値するものであることを願いました。

そして、オバマ大統領がモハビ・トレイルズサンド・トゥ・スノーキャッスル・マウンテンズとして知られる180万エーカーを公式に新しいカリフォルニア砂漠国立公園として認定しました。これらの土地はアメリカにおいて真に顕著な場所のひとつとして確立され、いま本当に価値ある景観として認められたことを意味します。それはレクリエーションや憩いの場としてこれらの土地を求める私たち、これらの国立的な景観へのゲートウェイ地域として成長する砂漠の町、砂漠に住み、砂漠を移動する野生動物など全員にとっての朗報です。

写真上:カリフォルニア州のモハビ・トレイルズ国定公園の一部であるアンボイ・クレーター。写真:Bob Wick, BLM

続きを読む "新しい国定公園:訪問者にインスピレーションを与え、地元地域を支える" »

パタゴニアは有給家族休暇を支持します。

 

パタゴニアは社員が自分のため、あるいは直属の家族をケアするための有給休暇を支持します。それは社員とその家族のために正しいことであり、私たちのビジネスのためにも良いことだからです。しかし、こういった支援はアメリカではあまりにも稀で、有給の家族休暇/医療休暇にアクセスできる労働者はわずか13%です。アメリカは深刻な家族または医療ニーズが起きた場合の有給休暇のない唯一の工業国です。

上:パタゴニアは有給家族休暇を支持します。皆さんも支持してください。ビデオ:Patagoia

続きを読む "パタゴニアは有給家族休暇を支持します。" »

屋上太陽光発電を1,500の家庭にもたらすためにBコープが協力

1

この種の試みとしては初のBコープ認定を受けた5社の企業が、アメリカの1,000以上の家庭に太陽光発電の恩恵をもたらすために共同で3千5百万ドルのタックス・エクイティ(税負担)基金を創設しました。パタゴニアと〈Kinaʻole Capital Partners, LLC〉先導のこの新しい基金は、州および連邦の税額控除を利用し、手頃かつ効率の高いSungevity太陽光エネルギー・システムを住宅用開発に利用するためにパタゴニアの税金を運営するものです。

この新しい基金は2014年にハワイにて1,000の屋上太陽光発電を購入するために作られた類似かつ成功を収めたパタゴニアとKinaʻoleの試みを土台としています。そしていま、5社のBコーポレーション(Bコープ)(税負担投資家パタゴニア、基金マネージャーKinaʻole、金融会社New Resource BankおよびBeneficial State Bank、プロジェクト開発者Sungevity)が協力し、アメリカ本土に上陸しました。Bコープは非営利団体〈B Lab〉によって社会的/環境的パフォーマンス、責任説明、透明性の厳しい水準を満たすことが認証された営利企業です。

写真上:Kinaʻole Capital Partnersのために住宅太陽光発電システムを設置するコール・クリステンセン。ハワイ、オハフ島。写真:John Phaneuf

続きを読む "屋上太陽光発電を1,500の家庭にもたらすためにBコープが協力" »

目撃者

by ダイアン・フレンチ

1

結婚式の15分前、ウェディングドレスを着た私は妹の前に立って聞く。「見える?」 妹は頭を左右に傾けて、私をじっくりと観察する。「大丈夫、見えない。でもこれ、念のために持っていくといいわ」

2時間後、結婚記念のすべての写真がそれを証明しているように、雹まじりの嵐に見舞われて唇が紫になるころには、妹がくれたこの茶色いウールのショールをしっかりと羽織ることになるのだが、とりあえずいまは腕に掛けて擦り傷を隠している。今朝、結婚式の前に参加者たちと一緒にマウンテンバイクでライディングに出かけたとき、ハンドルを密接する木に引っかけて、石だらけの地面に転倒してできた傷だ。

バックボーン・トレイルの後戻りできない登り坂で懸命に踏み込むダイアン・フレンチ。コロラド州サライダ。写真:Sacha Halenda

続きを読む "目撃者" »

クリーネストライン

アウトドアウェアを製造/販売するパタゴニアの社員、友人そしてお客様のためのブログです。パタゴニアについては patagonia.com/japan をご覧ください。

クリーネストラインとは

RSSフィード

Twitter

© 2013 Patagonia, Inc.