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クラウド・リッジ、ここだけのストーリー:これは、日本の山を愛する日本人アンバサダーたちのパッションの結晶だ

by 花谷泰広(パタゴニア・アルパインクライミング・アンバサダー)

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2014年3月、当時アルパインクライミング・アンバサダーだった横山ジャンボ勝丘、谷口けい、そして花谷泰広の3人が鎌倉の日本支社オフィスに集い、日本支社スタッフ3名を交えてミーティングをした。そのときの議事録を久しぶりに開いてみた。多くがレインウェアに関する話題だったが、よく読むと、今回のクラウド・リッジに組み込まれたさまざまな構想は、このミーティングで出尽くしているようにも思える。それぐらい具体的なアイデアが出ていた。

アンバサダー3名の活動に、それぞれ強烈な個性があったことも良かった。よりクライミング目線で意見できる横山。女性目線や登山者目線の鋭い谷口。そして山岳ガイドという目線のある花谷。じつはレインウェアのニーズは、それぞれの立場によって大きく異なるものだ。たとえばクライミングに特化させたいのであれば、M10ジャケットのように極限まで軽量化を求めたい。ガイドであるならば、多少はかさばってもできる限り摩耗に強い丈夫な製品がほしい。僕も自分のクライミングで使うものとガイドで使うものとでは、違うことが多い。それらを両立させることは、実際とても難しい。女性の登山者であれば、見た目も大切かもしれない。しかし、ただひとつ共通点がある。それはデザイン自体が美しく、機能的でシンプルであること。まだ見ぬクラウド・リッジの模索は、そんなところからはじまった。

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2007年にホクレアが日本にやって来て、今年でちょうど10年になる。

by 金子 duke

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僕はいつも海に出るたびに、ホクレアからの宿題をいまでも自分に問いかけつづけている。

陸のスピードに流されて生きていないだろうか?
テクノロジーという箱のなかだけで生きていないか?
僕らは海とつながっているだろうか?

僕は、10年前のホクレアとの出会いによって、魂の、心の目が開かれ、自分を、世界をみる目が変わったのだった。

【 全写真:yaguraphic 】

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イヴォン・シュイナードとローズ・マーカリオによるライアン・ジンキ内務長官への手紙

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2017年5月4日
ライアン・ジンキ長官
内務省
1849 C Street, N.W.
Washington DC 20240

親愛なるジンキ内務長官殿、

あなたは内務長官として、アメリカ国民が所有する公共の土地と水を彼らに代わって管理するという厳粛な責任を課されています。現在あなたが見直ししている国定記念物を含む私たちの公有地は、我が国の重要な歴史の一部を代表するものです。その遺産は私たちだけにではなく、あらゆる未来の世代のアメリカ国民に属するものです。どの連邦の土地が開発に利用され、どの特別かつ脆弱な地域が未来のために保全されるかについての慎重かつ情報に基づいた決断を下すことによってこの遺産を守ることは、あなたの仕事の一部です。

それゆえ、何ダースもの国定記念物の縮小あるいは撤回の見直しに、120日という恣意的な締切を設けるのは不条理です。ご存知のように国定記念物を設定する過程はしばしば、何十年でなかったとしても、何年もかかります。それは提案されている記念物の地域の生態系、文化、考古学、経済およびレクリエーション価値を含む大掛かりな研究と、地元地域および全過程における選出代理人との強固な協議をともないます。それぞれの記念物の独特かつ複雑な歴史を鑑みるとき、何ダースもの記念物それぞれについて、こういった短期間に意義ある見直しをすることは単純に不可能です。

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不確かな世界でビジネスのための確かな道徳観を探る

by ローズ・マーカリオ

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過去数か月にわたり、ビジネス環境は劇的に変化しました。それは通商政策や税制改革について言っているのではなく、私たちの民主主義の根底が脅かされている現在、多くのビジネスリーダーが感じている道徳的/倫理的な不確かさのことです。毎日のように新たな不正義が浮上し、私たちはそれについて意見し、行動することを要求されています。それは多くの場合、ビジネスとしての選択ではなく、人間としての義務であり、ときとしてその両方です。

こういった混沌のなかで、いくばくの勇気と慎重な計画があれば、いまビジネスには世界的なリーダーシップの欠如を埋める刺激的な機会が存在します。誰もが考えている疑問は次のようなものです:どうすれば企業はビジネスの必要性に焦点を当てながら、同時に収益よりもさらに大きな緊急の道徳的義務に効果的に対応できるのでしょうか。これは多くの会社にとって未知の領域なのです。

【 家族が夕刻を一緒に過ごせるようにパタゴニアの託児所は5時半に閉まる。写真:Kyle Sparks 】

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にわか仕立て

by カール・ゾック

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僕らは切望していた。誰も通った形跡のないシングル・トラック、過酷な登り、冷や汗ものの下降、孤独、そして泥……。友人4人と、荷物満載のマウンテンバイク(速攻で詰め込んだサバイバル・スタイル)、曖昧な計画と限られた時間。濃縮された時間のなかで制限を付けずにトレイルがどこへつづくかを見てみようということで、全員が同意していた。1か月どころか、1週間でもない。にわか仕立ての1泊という時間で、僕らはなんとか求めていたものを見つけることができた。コロラド州クレステッド・ビュート必見のトレイルのちょいと先で過ごした時間は、僕らの欲望を十分に満たしてくれた。それは無論、次回までの話だが。

【 ダウンヒルをかせぐリンジー・プラント、ザック・スミス、タラ・アバティキオ。スター峠までの上りはほぼ4キロのスムーズな下降と、笑顔で痛くなる顎の筋肉という巨大な見返りをもたらす。写真:Carl Zoch 】

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ウーリー、きみはもういない。

by スティーブ・ハウス

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世界中のクライミングのコミュニティと同じように、パタゴニアも著名なスイスの登山家、ウーリー・ステックが2017年4月30日にネパールで逝去したニュースに深い悲しみを抱いています。アルピニストのスティーブ・ハウスが彼への思いを綴ってくれました。

「ある程度のリスクを冒す価値のある夢もある」
—ウーリー・ステック

ウーリーは僕にとってこれまで、そしてこれからもリーダーでありつづける。彼は改善し、鍛錬し、自分に試練を与え、再発見しつづけるための絶え間ない動機を内に秘めたビジョナリーだった。ウーリーは人生そして登攀についての偉大かつ深淵なストーリーを綴った。彼は自身の人間性、謙虚さ、誇り、そしてエゴをよく知るようになった人間で、この世界では稀な、ある種の体得した知恵をもっていた。彼は僕らに多くを教えてくれた。彼の物語の突然の終焉により、この世界は貧しいものとなった。人生の次の40年でアルピニズムを通して彼が学んだことを、僕らは聞く必要があったのだ。

【 フレンチ・アルプスのモンブラン・デュ・タキュール(4,248メートル)のスーパークーロワールを登るウーリー・ステック 】

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スリランカへの再訪

by ベリンダ・バグス

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ほぼ10年ほど前、永遠に割れつづけ、見渡すかぎり人っ子ひとりいない神秘的なポイントの話を耳にしました。そんな話を聞いてぜひとも行ってみたいと思わないサーフィン中毒者がどこにいるでしょう。それがたとえ渡航勧告を無視し、内戦によって不安定な状況がつづく地域に足を踏み入れることであっても。

若くて経験もなく、ほぼ間違いなく愚かだった私は、数人の友人とともに旅に出て、アルガムベイで人生最高の波を体験しました。そこはスリランカの南東沿岸に位置し、時間が緩やかに流れる漁村でした。2004年のインド洋大津波から1年が経っていた当時、長年の武力紛争に苦しんできたこの地域は、やっと一般市民に開放されたところでした。

軍による検問はひんぱんにありました。車内で昼寝をして目を覚ますと、AK-47ライフルを頭に突きつけられながら、車の上に積んでいる荷物について質問を受たりもしました。それはこの旅は間違っていたと思うに十分な体験でした。でも車の上にあるのはサーフボードだけだと伝えると、彼らは笑顔とシャカサインで別れを告げていきました。これらはスリランカ人をうまく象徴している体験だと思います。彼らは戦争の真っ只中でも、笑顔を分かち合うことを忘れていませんでした。

【 「家を離れる私の旅の中心は、たいてい冒険と波の追求。この旅も、スリランカの暖かい水と神秘的なポイントブレイクの再訪として、ほぼ同じようにはじまったの。 でもパタゴニアがフェアトレード・サーティファイド製品をここから調達すると知って、それらがどのように作られているかを見る機会にも飛びついたわ」 写真:Jarrah Lynch 】

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マラマ・ホヌア:ホクレアの希望の航海 パート5 ホクレアよ永遠に

by ジェニファー・アレン&ジョン・ビルダーバック

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風はなく、波は穏やかだ。双胴型航海カヌー「ホクレア」のまわりでさざ波を立てているのは、大きな円を描きながら子供たちが漕ぐパドルボードだけ。船首にはティリーフの花冠が掛けられ、帆は巻かれたままマストに結ばれている。ハワイの王のマントと同じ深紅に染められたこれらの帆は、強い風のなかでは 15 メートルにわたって広がる。

ホクレア号はすでに 1 週間ほど、ヒロの近くにある湧水の入り江パレカイに係留していた。商船、貨物コンテナ、石油タンクが溶岩石で囲まれた湾に並ぶなか、ホクレア号はまるで島のように、臆することなくしっかりと錨を下ろし、風が吹くのを待っている。

【 世界航海の開始にあたるヒロでの出航儀式中、レイを船首にかけるヒキアナリア 号の乗組員のエルヴェ・マラエタアタ。パレカイ(「防波堤」または「海から防御する こと」の意)での儀式は、旅立つホクレア号の乗組員を守り慈しむため、地元地域 からの温かさとアロハによって行われた。写真:John Bilderback 】

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クリーネストライン

アウトドアウェアを製造/販売するパタゴニアの社員、友人そしてお客様のためのブログです。パタゴニアについては patagonia.jp をご覧ください。

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