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ブラックフライデー(11月25日)の過去最高売り上げを地球のために全額寄付

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先週、世界中の直営店とオンラインストアの「ブラックフライデー」の売り上げの100%を、未来の世代のために空気や水や土を守る活動をする草の根環境保護団体に寄付することを、私たちは発表しました。そして、多くのお客様がこのことを「地球のための寄付金集め」と呼んでいると耳にしました。

反響は予想を大きく上回るものであったことを、ここにご報告します。皆様のご支援により、パタゴニアでは全世界合計で過去のブラックフライデーの売り上げの記録を塗り替える1,000万ドル(約11億円)を売り上げることができました。予想していた売り上げの200万ドル(約2億2000万円)の5倍を超える金額でした。このブラックフライデーにお客様が地球に対して示した大きな愛で、私たちはこの金額を1円たりとも残さず、すべて世界中で活動する草の根環境保護団体に寄付することができるのです(注釈:国内の売り上げはすべて日本の草の根環境保護団体に寄付されます)。

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ベアーズ・イヤーズを守るための嘆願書パーティー

by マティ・バン・ビーン

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編集者記:ソーシャルメディア用のビデオに出演したトミー・コールドウェル、嘆願書パーティーを開いたマティ・バン・ビーン、非営利団体で働くジョシュ・ユーイング。ベアーズ・イヤーズを援助する方法はいくつもありますが、いまこそが行動を起こすときです。〈ベアーズ・イヤーズ・コーリション〉はこのユタ州南東部の魅惑的な地域の保護を求めており、オバマ政権は次の数か月内に決定を下します。ぜひご協力ください。早速嘆願書に署名し、ベアーズ・イヤーズを保護しましょう。

 

 

僕はジョシュが砂岩に顔を押し付けるのを見ていた。彼のメガネは傾き、必死で彼の顔にしがみついている。地上45メートルの場所で彼はのっぺりとした壁にスメアリングしながらオーバーハングに走るクラックに手を差し込み、壁を上へと移動している。ハングを超えると一瞬足を止め、バランスを取る。引力はその勢力を弱めたようで、彼はその上を平静に研究している。登攀をつづける彼の体はまるで上に向かって泳いでいるように前後に揺れる。年季の入ったクラッククライマーのごとく落ち着いてノース・シックス・シューターをトップアウトする。それはインディアン・クリークの中心に誇り高くそびえるタワーだ。

【 写真上:Tommy Caldwell 】

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100% Today, 1% Every Day

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by ローズ・マーカリオ、パタゴニアCEO

アメリカでは消費者が1年のうちで最も買い物をする日のひとつ「ブラックフライデー」がまもなくやってきます。人々が家族や友人に気前よく贈り物を選ぶ一方で、私たちはプレゼントひとつもらえない地球へもお客様が愛情を示すお手伝いをしたいと考えています。

[ 写真: Garrett Grove ]

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ある日のクライム&ライド

by 旭 立太(スノーボーダー/ガイド)

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山の楽しみ方は色々ある。クライム&ライド。私がこの遊びをはじめたのはここ数年のことだ。

以前の私はというと「なるべく快適にアプローチし、よい斜面を滑りたい」、つまりは「滑るために山へ行く」というのがおもな目的だった。リフトで標高の高いエリアまで行き、小一時間ほどのハイクをしたら、それ以上の充足感を得られる滑りをしたい……。いまでもそのようなお得感のあるバックカントリーライディングは好きだが、小さな失敗を積み重ねて得た山での経験と成功、そして年齢を重ねるにつれて、近年は楽しみ方の幅が大きく広がってきた。それがさらに広がったのはスプリットボードを手に入れてからだろう。スノーボードマウンテニアリングの世界が一気に広がった。

たとえば2013年のデナリ山頂からのスノーボード滑走。スプリットボードは氷河地形での移動に非常に役立った。山頂からの滑走と言えば聞こえはよいが、20日近く氷河上で行動しても、滑るのはそのうち3時間にも満たない。何日も歩き、キャンプし、アイゼンを履いて山を登っても、滑る時間は割合としてはわずかである。しかも滑ると言っても大半が移動であり、「気持ちいい」という滑りをしたのはそのうちの15分ほどではないだろうか。とても効率的とは言えない。滑るためというより、滑りを交えた山行だった。1つの山行、あるいは1つの旅のなかに、滑りが1シーンでもあればそれでいい。山で過ごす色々な時間を、色々な形で楽しめるようになったのだと思う。

【 全写真:松尾憲二郎/アフロスポーツ

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ニックの正体とは

by ジョシュ・ワートン

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ラックからヘックスを取り出し、クラックの奥深くに押し込んだ。霧氷が厚く張り付いていて、クラックのエッジがわかりづらい。ヘックスが霧氷をグシャグシャと砕いて食い込む。念のためアイスアックスで叩きつけ、それから強くグイッと引っ張ると、ヘックスはあっさり抜けてしまった。

スコットランドの冬のテクニカルクライミングがはじまったのは20 世紀半ばだが、注目すべきは、70 年近く前に初登攀されたルートがいまも現代のクライマーからの尊敬を勝ち取っているという点。数多くの冬季登攀用のツールや技術も、ここで生まれた。そんな長く豊かな歴史のおかげでトラッドのミックスクライミングのメッカとなったスコットランドに、マイキー・シェイファーとスティーブ・ハウスと俺の3 人は巡礼に来ていた。スコットランドが特別なのはその歴史のせいだけではない。非情な天候と厳格なトラッドクライミングの倫理規範の組み合わせが、スコットランドの冬季登攀を世界に類を見ない独特なものにしている。

【 写真上:スコットランドでの第1 日目:「サベージ・シルト」の上でニックと握手を交わすジョシュ・ワートン。「ザ・シークレット」が10 センチの霧氷に覆われていることを発見するのは、その後まもなく。スコットランド、ベン・ネヴィス Mikey Schaefer 】

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