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『The Fisherman’s Son』:プンタ・デ・ロボスへの僕のビジョン【アップデート:ラモン・ナバロ来日フィルム&ブックツアー日程】

by ラモン・ナバロ

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子供のころの僕は、父の手伝いをしながら父とまったく同じような漁師になりたかった。でも数人の男たちがサーフボードとウェットスーツとともに町に現れたとき、僕は思わず「ワオ!これはすごい」とつぶやいた。そしてそれからは、世界中の何よりもサーフィンについて学びたいと思うようになった。

そうしてサーフィンを学び、世界中を旅しはじめたのだが、サーフィンをするのにいちばんの場所は地元であることにすぐに気がついた。ここにはビッグウェーブもあれば、質のいい小さな波もあり、僕の愛する伝統的な漁業文化がある。だからここを超える場所はどこにもない。

僕は旅をしながら、世界中の同じような海岸が汚染され、自制心のない開発業者たちによって永遠に傷つけられてしまった姿をたくさん目にしてきた。以前は手つかずだった場所が台無しにされてしまった様子も見てきた。そして僕が愛するこの海岸も、パルプ工場、下水パイプライン、ダム、無分別な開発などによって、脅かされていることを知った。

上:漁具を整理するラモンと彼の父アレハンドロ。写真:Jeff Johnson

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どうすれば原油流出事故を防ぐことができるのか

by リック・リッジウェイ

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1969年に私たちの手つかずのサンタバーバラのビーチに原油が到達したとき、ショックを受けたことを覚えています。私たちはもうろうとビーチを歩き、防護服や手袋も付けずにタールをこすり落としました。破壊はあまりにも途方もなく、私たちは胸が引き裂ける思いでした。

それから45年、カリフォルニア州民は石油とガス採掘によるこれ以上の劣化から海外線を保護することを進展させてきました。1969年の流出事故は近代の環境保護運動に火をつけ、1970年代初期にはおもな環境保護法通過に拍車をかけ、そしてこの海岸で生態系への脅威と戦う地元のアクティビストによる多くの成果へとつながったのです。

写真上:カリフォルニア州サンタバーバラ郡で起きた最近の流出事故のあと、訓練を受けた作業員がビーチで原油にまみれた残骸を除去する。写真:Linda Krop/Environmental Defense Center

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ダムネーション:石木ダム建設阻止活動をご支援ください

 by 辻井隆行(パタゴニア日本支社)

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すべてのテクノロジーには利点と弊害があります。開発されてから50年以上が経ったダムも同じで、近年はとくにその弊害がおよぼす影響が顕著になってきました。そうした背景から、米国では多くのダムについて経済的、環境的、文化的観点からその必要性が議論されはじめ、不必要なダムの撤去が進んでいます。その様子は映画『ダムネーション』でご覧いただけます。

日本には現在2,800基ものダムがあります。日本では高さ15メートル以上のものをダムと呼びますが、それ以下の小さな構造物も含めると、その数は10万に迫るとも言われています。ダムが日本の戦後の経済成長と国の繁栄にとって多くの役割を果たしたことは事実です。しかし、21世紀に入り、ダムによって私たちが失ってきたものが明らかになってきました。ダムは川の生態系を詰まらせ、魚や野生生物の生息環境を壊し、水質を悪化させます。一方、こうしたコンクリート建造物は老朽化するため、もたらされる利益は限られ、簡単にいえば、その価値は長くはつづかないのです。残念ながら、日本では現存するダムの必要性について行政が科学的な見地から客観的に評価したことはありません。

そして、日本にはいまも80にも上るダム建設計画が存在します。なかでも、長崎県東彼群川棚町に建設が予定されている石木ダムは、深刻な環境的、経済的、そして人権的な問題をもたらし、それらは私たち日本人がもう一度真剣に目を向けるべき問題です。

【 写真上:石木ダムの建設により沈む予定の長崎県東彼杵郡川棚町川原(こうばる)。道に沿って流れる石木川は川幅が狭く、水量も少ないとても小さな川 写真:村山嘉昭 】

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容認できない労働コスト:サプライチェーンをより深く掘り下げることが、新しい外国人労働者雇用水準にどのようにつながったのか

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職を得るために7,000ドル支払うことを想像してみてください。それは労働者を必要とする台湾の多くの工場の職を紹介するために、就職斡旋業者がアジアの外国人労働者に請求する手数料です。斡旋業者は通常、法的制限を超えた手数料を請求しますが、この慣行はビジネスを営むうえで容認可能であると考えられています。手数料には輸送費、就労ビザなどの必須項目が含まれていますが、工場での仕事を得るためにそのような手数料を支払うことは、すでに生計を立てるのに苦心している労働者にとってはほとんど不可能な重荷です。

辛辣に言えば、それは現代の奴隷制度ともいえる年季強制労働のひとつの形態を作っています。そしてこれは私たちのサプライチェーンで起こっていることです。

写真上:リタ・ツェングは台湾を拠点とするパタゴニアのソーシャル/エンバイロメンタル・レスポンシビリティー(SER)の現地マネージャー。彼女が工場監査の際に外国人労働者と会談している様子。パタゴニアのパートナー〈Verité〉からのフィールドスタッフの専門家チーム、労働者の母国語を話す通訳が同伴。写真:Jeannie Chen

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パタゴニア直営店 2015 SURF FILM 上映会

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 『ティエラ・デ・パタゴネス』
― 海のカウボーイ ―

2014年/アルゼンチン/72分

"Gaucho Del Mar" (海のカウボーイ)の兄弟は世界最南端エリアのひとつであるエスタドス島でのサーフィンを目的に旅へ出た。パタゴニア地方で6か月に及ぶトラックでの移動やテント生活のなかで現地の人びとと交流し、都会には存在しない言質の生活を学び、旅の途中で固有の植物たちや動物たちに出会う。そして兄弟は厳しい気象状況との戦いの末、ウシュアイアという街に到着する。そこからヨットに乗り、ビーグル水道を抜け、世界で最も危険とされるル・メール海峡を航海し、目的の無人島エスタドス島へ辿りついた。その先にあるものは…?

 
『ラスト・パラダイス』
― アドレナリンを追い続けたニュージーランドの冒険家たち ―

2013年/ニュージーランド/100分

ニュージーランドの豊かな自然の中で育ち、工夫しながら様々な遊びや冒険に挑戦していた子どもたちが、やがてアドベンチャー・トラベルに大きな変化をもたらした。45年にわたる映像記録のおかげで、我々も初期の「冒険野郎」たちの旅を経験し、当時の手つかずの自然を目にする貴重な機会を得ることができる。それが『ラスト・パラダイス』だ。本映画は観る者に、待ったなしの重要な環境問題を突きつけている。エクストリーム・スポーツの誕生や初期のパイオニアたちの物語、そして45年の歳月をかけて撮影、編集した素晴らしいオリジナル映像を通して、我々はかつて「正常だった」地球の姿が一世代で激変してしまった事実を知ることになる。

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遺伝子組み換え食品が安全なら、ラベルを付けられるはずです。

by ローズ・マーカリオ、パタゴニアCEO

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パタゴニアの創業者イヴォン・シュイナードが2000年代初期に遺伝子組み換え食品について執筆しはじめたとき、彼は合理的な疑問を投げかけることからはじめました。「遺伝子組み換え食品について衣料品製造会社は何を知っているのだろう」

その答えは「十分ではない」でした。そしてそれは他の人も同じです。イヴォンは遺伝子組み換え食品が蔓延していくなかで、それが野生と生物多様性に及ぼす重大な脅威を予測したのです。

それから10年以上の後、遺伝子組み換え食品が日々の生活で急激に普及するなかで、しかし消費者の基本的な認識はいまだに不十分です。

そして連邦議会に提出された憂慮すべき法案がそれを継続させようとしています。「Safe and Accurate Food Labeling Act of 2014 (H.R. 4432)(安全かつ正確な食品ラベル法令2014年)」は、製造業者は遺伝子組み換えを含む食品ラベルを付けなければならないという義務をすべて取り去ります。誤解を招きかねないその法令のタイトルからは、消費者を無知のままにしておく意図も伺えます。

写真上:パタゴニア・プロビジョンの野生のベニザケは豊富で持続可能な川のみで捕獲され、養殖あるいは遺伝子組み換えサーモンは一切使用していない。ツァンパ・スープはオーガニックかつ遺伝子組み換えのない食品のみを採用。

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ウィスキー・オン・ザ・ロック:スコットランドに答えを求めて

by クリスト・トーガーセン

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「それはスコットランドの最高峰ベン・ネヴィスに降る雨、あるいは雪としてはじまる。雨あるいは解ける雪は薄い泥炭土を花崗岩に到達するまで染み出し、先に進めずに、コイレ・レイスかコイレ・ナ・システでふたたび出現するまで表面下を流れる。海抜900メートルを楽に超えるこれら2つの山岳湖から流出する水は、ベン・ネヴィスの険しい北壁の青とピンクの花崗岩へとこぼれ落ち、オルト・ナ・ヴーリンと合流してベン・ネヴィウスとカーン・モル・ディアーグに挟まれた谷間へとつづく」 —ベン・ネヴィス蒸留所

 

こんな詩的な言葉がゴールドメダルを獲得したスコットランド最古の合法的な蒸留所のウィスキーのボトルを飾っている。ベン・ネヴィスは著名なシングルモルトの地であり英国のアルピニズムのるつぼである。ウールのニッカーといういでたちであれ、ゴアテックスといういでたちであれ、ここは何世代ものアルピニストが山装備を開発し、世界の偉大な山脈への遠征のために経験を積んだ場所だ。それは過酷な嵐と「短い」登攀のための長いアプローチでも知られ、スタイルを重視し、「完全なる」冬期のコンディションのみでルートを登るためのごまかしのないスコットランド人の慎重さを要求する。そこはイヴォン・シュイナードがスコットランドの最難ルートで自身を試し、手製の弓なりのピックをもつシュイナード・ゼロのアイスツールをハミッシュ・マッキネスのスコットランド同時期の急角度のピックと比較するために、40年前に訪れた場所だ。そしてそこはまた、パタゴニアの最もテクニカルな製品すべてのフィールドテストを担当するウォーカー・ファーガソンが、最新の試作品を試すモルモットとして僕らを連れて来た場所だった。

写真上:スコットランドのベン・ネヴィスの「ジェミナイ」で出口を探るジョン・ブレイシー。写真:Kristo Torgersen

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クリーネストライン

アウトドアウェアを製造/販売するパタゴニアの社員、友人そしてお客様のためのブログです。パタゴニアについては patagonia.com/japan をご覧ください。

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