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子供との釣りで思い出した僕の釣り

by 玉井 太朗 (パタゴニア・スノーボード・アンバサダー)

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延べ竿のフナ釣りからはじまった僕の釣り原体験は、そのはじまりから僕の釣りざまを決定づけるものだった。僕の師匠であった祖父の、無言のままに伝わってきたポリシーのようなもののひとつは、大物狙いの延竿一本釣りだった。それには魚にハンデを与えるとか、公平だとか、そんな理屈はなかったのだと思う。思い返すと、羽田沖のアナゴ釣りでも利根川のジャンボハゼでも、リールを使う釣りをした記憶がほとんどないのだ。少し大人になってルアーを使った釣りももちろん経験するようにはなったが、実は今になって気付いたのだけれど、どうも釈然としない何かがあって、結局僕の道具箱の中にはリールがほとんどなかった。
 
僕がスノーボードのために北海道へ移り住んだというのは、納得してもらえるいちばんの理由かもしれない。だが実は少しニュアンスが違う。僕は子供のころからマスが住む場所に憧れていたのだ。移住後はまず、ニセコ界隈を手当たり次第に歩きまわった。朝まずめから夕まずめまで、ほとんど毎日を河原の藪漕ぎに費やして過ごした。そして内地にいるときはなかなか踏ん切りのつかなかった、リールを使う西洋式毛針釣りを学んだ。はじめは上手く扱えず、苦労して巻いた毛鉤を木の枝やブッシュや河原の石などに散々取られながらだったが、さすがに1日12時間も釣りをしていると、フライが狙いどおりにふわりと着水するようになってくる。当然結果もついてくる。竿の長さに比べて釣針までの長さが何倍にもなる仕掛けやリールに戸惑ったが、キャスティングに慣れて遠くも近くも自在に狙えるその効率の良さに、楽しさを見出せるようになった。

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失われた船:父と父の手製ボートとともにバハを旅する

by ジョー・カレン

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父について考えるとき思うのは、古いガタガタのフォルクスワーゲン・ビートルでバハ半島をキャンプ旅行したときのことだ。13歳から15歳までの3年間、父は僕をサンタバーバラでピックアップすると、一緒にハイウェイ1からカボに向けて1,600キロ南へと旅した。夏は6週間、冬は2週間、僕らはイースト・ケープにある父の家で過ごしたが、道中キャンプやサーフィンや釣り、そしてダイビングなんかをした。旅はいつもフォームとファイバーグラス製の父の手作りの小型船と一緒だった。

これらの旅は子供時代の僕の父との最高の想い出だ。不自由な思いはしたが、僕は少しばかりの苦悩を必要としていた。バハを旅することは南カリフォルニアのサーファーにとっては通過儀礼だし、埃にまみれることはつきものだ――とくに一旦エンセナダの南へ出たときは。シップレック、スコーピオン・ベイ、セブン・シスターズなどの波は若いサーファーの僕を魅了した。もちろんサーフィンには何時間も費やしたが、父は僕がバハの土地と水が恵んでくれるすべてをきちんと経験できるようにしてくれた。

 [写真上:僕が13歳のときのはじめての旅。この先に多くの冒険が待っていた。写真:Pat Curren]

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もちろん自転車通勤

by ギャビン・バック、タイラー・ケック(ビデオ)

B2WW 2014 Preview from TD Keck on Vimeo.

 毎年パタゴニアの社員は、全国規模で展開されるイベントの数週間後、独自の「Bike to Work Week (B2WW) = 自転車通勤週間」を盛大に実施します。リノの配送センターには、ガソリンを燃やす代わりに、自転車で仕事に来ることを当たり前に選択する、熱心なコア・ライダーたちがいます。2014年の自転車通勤週間の幕開けにあたり、私たちはショートビデオを用意し、こうした熱心なライダーたちに感謝の念を示します。このビデオをご覧いただき、私たちがなぜ自転車通勤を選ぶのか、少しだけ知っていただき、そしてより多くの人たちが車から降りて、自転車に乗るよう鼓舞してください。

昨年の自転車通勤週間に関する投稿もお読みください。さらに刺激を受けること間違いありません。

『ダムネーション』続報

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SXSW:視聴者賞
ワシントンD.C.で開催された環境映画フェスティバル:環境アドボカシーのためのドキュメンタリー賞
マウンテンフィルム:視聴者賞
ベスト・オブ・フェスティバル、5ポイント・フィルム・フェスティバル:受賞

 

6月5日(木)、パタゴニアは受賞に輝いた長編ドキュメンタリー『ダムネーション』の上演を全米23都市で開始しました。またパタゴニア直営店でも無料上映会を主催します。全米で開催されるフェスティバルや市民上映については、damnationfilm.comでご確認ください。

その翌日6月6日からは、『ダムネーション』はVimeoオンデマンドでのデジタル視聴が可能になっています。またレンタル(5.99ドル)、あるいは購入(9.99ドル)もでき、ほぼすべてのデバイスでご覧いただけます。さらにパタゴニアとVimeoとの独自のコラボレーションのひとつとして、『ダムネーション』を含む環境意識の高いタイトルのいくつかをVimeoオンデマンドのパタゴニア・コレクションで公開しています。

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チリの環境保護が大勝利!

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「チリの閣僚委員会――同国で最高行政権をもつ同委員会は、5基のダム建設による水力発電プロジェクト、ハイドロ・アイセンへの環境認可を取り消した。これによりパタゴニア地方におけるバケル川とパスクワ川を脅かす構想に事実上、終止符が打たれたことになる」― エミリー・ジョヴェ(International Rivers)

私たちは2007年からこの問題に関わってきましたが、今回のことにこれ以上になく興奮しています。今日の発表のさらなる詳細については、〈International River〉のブログをご覧ください。この勝利のために力を尽くしてきたすべての皆様、とりわけチリの皆様、にお祝いを申し上げます。バケル川とパスクワ川は自由に流れつづけるのです。

【 2011年5月19日、カリフォルニア州ベンチュラのパタゴニア本社。チリをはじめとするスペイン語圏の国々ではこのシチュー鍋抗議運動のことを「カセロロサ」と呼ぶ。ビデオを見る 写真:Tim Davis 】

先週クリーネストラインでお伝えしたハイドロ・アイセンの最新状況やこれまでの投稿も合わせてお読みください。

山歩きとシンプル・フライフィッシング

by 稲葉 豊(『フライロッダーズ』創刊編集長)

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フライロッドを振るようになって30年が経ったが、最近、確実に自分のフライフィッシングが変わった。それには5年前から始めたトレッキングが多分に影響している。

日帰りの低山から始めたトレッキングも、いまでは北アルプスに代表される大山塊のテント泊縦走までを楽しむようになっている。衣食住のすべてを背負い、みずからの判断でピークを繋いでいく山行は素晴らしい。それには、アウトドアスポーツのエッセンスが詰まっている。そして、トレッキングは地理に疎い自分に「いい山にはいい川が流れている」という当たり前のことを気づかせてくれた。

【山歩きを邪魔しない道具立て 全写真:稲葉 豊】

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ハイドロ・アイセンの日暮れ、パタゴニアの夜明け

by エミリー・ジョヴェ、インターナショナル・リバーズ

Environmental Update [May 2014] from Rios Libres on Vimeo.

 パタゴニア地方の野生のバケル川とパスクワ川に5基の巨大ダムを建設する提案であるハイドロ・アイセンほど、チリ人を行動に駆り立てたエネルギー・プロジェクトはありません。すでにこれはチリ国内で数々の討論と変化を巻き起こしていますが、あとひと月以内に下される最終決定はダムそれ自体を超えた、さらに膨大な影響を及ぼしつづけることになります。

ハイドロ・アイセンがすでに変化という影響を与えているなか、本プロジェクト認可の合法性についての最終判決は、チリにとって大きな違いをもたらす方向付けとなります。それはパタゴニアにさらなる巨大ダムと採鉱を許す方向、あるいは重大な環境改革につながる方向です。

編集者記:『180° South』の読者はこの問題についてすでにご存知でしょう。ダムについて下記のアップデートをお読みになり、下のリンクから行動を起こしていただけるようお願いします。

ビデオ:2014年5月、リオ・リブレによる環境アップデート(英語)

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Worn Wear アウトテイク:「新世界のフリース」

Worn Wearは私たちが所有する物や私たちが生きる人生における質の追求です。このアウトテイクでは、ニック・ヤードリーが故郷であるイギリスのヨークシャーをあとにし、期待に目を輝かせてアメリカのニューイングランド地方に到着し、最初の給料を紫のパタゴニアのフリースに使ったことについて話します。

監督:キース、ローレン、クリス、ダン・マロイ
音楽:テリー・コッフィールド

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クリーネストライン

アウトドアウェアを製造/販売するパタゴニアの社員、友人そしてお客様のためのブログです。パタゴニアについては patagonia.jp をご覧ください。

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