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『Patagoniaと考えるNEW RECYCLE』開催:パタゴニア×PASS THE BATON

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2013年8月29日(木)から9月23日(月・祝)までの期間、東京・表参道のPASS THE BATON GALLERYで、パタゴニアとパタゴニアのコモンスレッズ・パートナーシップのリユース(再使用)/リサイクル(再生)のパートナーであるPASS THE BATONとの共同企画、『Patagoniaと考えるNEW RECYCLE 』が開催されます。

パタゴニアはこの秋創業40周年を迎えます。パタゴニアが40歳を迎えたいま、私たちはこの先40年の生活について、じっくり考える必要があります。

パタゴニアの役割は、私たちが愛するスポーツへの情熱を反映する高品質の革新的なウェアを作ることです。創業当初に作っていたのは、クライミングの酷使に耐える頑丈なラグビー・シャツや、風を防ぐよう緻密に編んだウールのセーター、そして何年も着用できるようヒップの部分の記事を二重にした厚手のキャンバス製ショーツなどでした。1970年代半ばには、山での使用に適したレイヤリングのコンセプトを導入。肌からの汗を吸湿発散するアンダーウェア、熱を逃さないフリースのインサレーション、風や雨を防ぐシェル、というシステムを築きました。

パタゴニアは非常に大きな野心をもっています。それは「最高の製品を作り、環境に与える不必要な悪影響を最小限に抑える。そして、ビジネスを手段として環境危機に警鐘を鳴らし、解決に向けて実行する」というものです。私たちはパタゴニアの名のもとで発生する環境への悪影響を削減するための努力により、ビジネスに関わる者としてより明敏で見識高く、迅速に反応できるようになると考えます。これはさらに、優れた品質および革新への導きとなります。そしてそれはまた、ビジネスを成功させ、末永くつづけていく鍵でもあります。

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リオ・リブレ:環境特報:エピソード4—反対運動

by ケイト・ロス、〈International Rivers〉

 

パタゴニアはいまも、人間の想像を絶するさまざまな自然の美が存在する惑星上の数少ない場所のひとつです。雪に覆われた山々と氷河の劇的な背景が、なだらかに起伏する緑の丘と切り立つ岩壁に並ぶ様子を表現する、新しい形容詞を考えつくのは容易ではりません。そしてこれらすべてを交差して流れるのがパタゴニアの最も大きく、パワフルな青と緑の魅惑的な川、バケルとパスクワです。バケルの川岸に佇むと、その轟音は他の音をかき消し、川の脈拍はすべてを忘れさせて、どこか別の場所へと導きます。それはいままで私が経験したことのなかったような場所です。

パタゴニアを――ことにこの地域の壮大な川を――守るためのキャンペーンは、この国最大の環境闘争となっています。何千人ものチリ人が街頭に出てハイドロ・アイセンに対する反対意見を示しました。この街頭デモは、いちばん最近ではQの映像に見られるように2012年4月に最高裁がハイドロ・アイセンに有利な判決を下したことに対して、それ以前はこのプロジェクトの環境影響評価(EIA)の認可の前後に繰りひろげられました。

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脱原発をめざす首長の輪:第一首「地産地消エネルギーから生命が優先される国へ」

by 上原公子(脱原発をめざす首長会議事務局長)

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8月6日、超党派の国会議員で構成する〈ゼロの会〉の福島原発汚染水漏れについての緊急ヒヤリングがあった。7月19日には汚染水漏れが分かっていたのに、参議院議員通常選挙後の7月22日まで公表しなかったのは意図的との批判があるという指摘に対し、今後は公表について検討するという東京電力の、相も変らぬ返答であった。まったくこの国は経験に学ぶということを知らない、恥ずかしい国に成り下がっている。

ドイツは福島第一原子力発電所事故後の2011年6月にどこよりも早く、10年以内の原発からの撤退を決めた。当時、原発推進派とされたメルケル首相を決断させた背景には三つの要素がある。一つ目は2011年5月30日に提出された「安全なエネルギー供給のための倫理委員会」勧告書であり、二つ目は事故後の州選挙でメルケル与党が惨敗し、みどりの党が躍進したこと。そして三つ目は、チェルノブイリ原子力発電所事故以来、脱原発社会づくりのための市民の絶えざる実践が積み上げられ、制度を変え、企業も再生可能エネルギー開発にシフトしてきた実績が社会現象となっていたことだった。日本の福島第一原子力発電所事故は、ドイツのその流れを政治的にも決定的にした。ドイツは脱原発社会への完全転換を、紛れもない主権者である市民が決めたのである。

世界から見れば、事故を起こした当事国の市民である日本人が原発推進派の政府を選択したことは理解不可能なことであり、間違いなく大きな不信になっている。日本とドイツの違いはいったいどこにあるのだろうか。

【ダームスタチウムという大学の土地でダルムシュタット市が運営している国際会議所。再生可能エネルギーを利用し、色々な工夫がされている。写真:脱原発をめざす首長会議】

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パタゴニアの遅ればせながらの自転車通勤週間

by ギャビン・バック

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環境に対する姿勢をもつパタゴニアのような会社が、「Bike to Work Week (B2WW) = 自転車通勤週間」に熱心なのは何の驚きもない。だが不幸なことに今年5月13〜17日の週、パタゴニアには重要なビジネスの予定が入っていたため、この全国的なイベントには参加できなかった。しかしこれがパタゴニアのB2WWを阻止することにはならなかった。

パタゴニアは翌週の6月17〜21日に2013年度のB2WWを開催した。ここリノのサービスセンターではB2WW組織委員会は自転車を祝い、B2WWを促進するための数々のイベントの準備に多忙だった。グレート・ベースン・バイシクルリノ・バイク・プロジェクト、そしてキワニスなど、地元地域からの参加と支援も得られた。彼らについてもぜひ知ってほしい。

このイベントに先駆けて、雨が降ろうが槍が降ろうが、(そしてときには雪が降ろうが)、ほぼ毎日自転車で通勤するハードコアな人たち(パタゴニアの社員でなくても)についてこのブログに投稿し、1年のうちの1週間だけでなく、もっとひんぱんに自転車を使うよう啓蒙するのは良い考えだと思った。

[写真上:盛況だった2012年度のパタゴニアのクリティカル・マスからのひとシーン。写真:Tyler Keck]

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リオ・リブレ:環境特報-エピソード3「代替エネルギー」

by アマンダ・マックスウェル、NRDC中南米提唱者

  「チリ北部は世界最大の太陽光発電の可能性を秘めた場所だ。世界最大だぞ!なぜ南部にダムを建てたがるんだ?気違い沙汰だ。まったくの気違い沙汰だよ」

2011年5月にアルトゥーロ・メリノ・ベニテス国際空港からサンチアゴのホテルに向かうタクシーの中で運転手が言ったこの言葉は、それから私の頭をずっとはなれませんでした。ほんの数日前にチリ当局が10億ドルの巨大なハイドロ・アイセン・プロジェクトを認可したばかりでした。それはパタゴニアで最も野生の状態の2本の川に5基のダムを提案するものでした。……環境影響評価はひどく、またチリの大多数が反対しているにもかかわらず。この認可の直後、国中で抗議デモがはじまりました。過去20年間で最大のものです。

私がチリに来ていたのは抗議に参加するためではありません。目的は〈NRDC(自然資源防衛協議会)〉が出した、チリにおける共通基準エネルギー原価*の新しい研究結果を発表するためでした。〈NRDC〉は何度も私がチリで聞いた議論——再生可能エネルギーはこの規模で開発するには高すぎる——をテストするため、この分析を委託したのです。研究結果はこの議論にケリをつけました。チリのバイオマス、バイオガス、地熱、小水力、風力のオプションは、2011年時点ですでに、石炭、ディーゼル、大規模水力といった従来のエネルギー生産方法とコスト競争力があることを示したのです。またほんの数年のうちに、太陽光発電もコスト競争力をもつことも証明しました。

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解決策シリーズ・パート1:川の中の赤ん坊

by アニー・レオナード、『The Story of Stuff』プロジェクト

Annie-320wi昔々川沿いの村で、ある女性がショッキングな出来事を目にしました。赤ん坊が川で溺れ、大声で泣きじゃくりながら下流に流されていました。彼女はすぐに助けに走り、村の境で川が滝になる寸前に赤ん坊を救い出しました。次の日、2児の赤ん坊が川で溺れていました。その翌日は3児、そして次は4児。女性は隣人の助けを借りて、全員を救いました。赤ん坊が流されつづけると村人たちは結束し、24時間の救援体制を整えました。それでも赤ん坊は流されてきました。そこで地元民は精密なアラーム装置と安全網を川に整備しました。けれども依然として赤ん坊の救援作業に明け暮れていました。

ついに村人たちは賢者に相談に行きました。賢者の解決策はこうでした。「上流に行き、誰が赤ん坊を川に捨てているのか見てみよう。そこで捨てられるのが防げれば、下流で救助する必要はないのだから」

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本日より30%offセール開催

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パタゴニアでは本日より直営店/通信販売/オンラインショップにて、Spring/Summer2013製品を30%offで販売するセールを実施します(一部除外品あり)。また8月22日(木)~25日(日)の4日間は30~40%offでファイナルセールを開催します(通信販売/オンラインショップは30%off、8月27日(火)まで。アウトレットストアは8月26日(月)まで)。この機会にぜひお越しください。

[ セントロ・アルピノにて物干しロープでスラックラインを楽しむケイト・ラザフォードと、それを見守るマイキー・シェイファー。アルゼンチン、エル・チャルテン 写真:Ben Ditto ]

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バンフ・マウンテン・フィルム・フェスティバル・イン・ジャパンが今秋も日本にやってくる

 

世界中のアウトドアファンが熱狂する国際的映画祭!待望の2013年度開催

世界最高のアウトドア映画祭であるバンフ・マウンテン・フィルムフェスティバル。毎年11月にカナダ・アルバータ州バンフで開催されるこの映画祭は、世界有数の山岳フェスティバルのひとつとして本年で38年目を迎えます。

登山家やアウトドア愛好者が、登山シーズンとスキーシーズンのあいだに楽しめる年中行事を探し、1976年にカナダ・アルバータ州ロッキー山脈の小さな街、バンフで開催されたのがはじまりです。1日だけの登山映画際として始まったものが、いまでは9日間にわたるバンフでのイベントに加えて、南極大陸を含めた全大陸をめぐるワールドツアーで、年間735回を超える上映回数を誇り、世界中で33万人以上のアウトドアファンを魅了しています。そんなファンの熱狂に応えるように、世界中のクライマーや映画製作者、作家、写真家が山岳コミュニティの主要イベントと位置付け、ワールドツアーでの上映作品に選ばれることを夢見てフィルムコンペティションに出品しています。その結果、第1回が開催されて以来、クライミング、登山、アウトドア、山岳文化、環境分野の5,000本を超える映画がアーカイブされています。過去のフェスティバルでは、ダグ・スコット、ラインホルト・メスナー、エドモンド・ヒラリー卿、カトリーヌ・デスティヴェル、リン・ヒル、ブラッドフォード・ウォッシュバーン、ガーラン・クロップ、グレッグ・チャイルドをはじめ、世界トップクラスのクライマーや探検家が多数出演しており、フェスティバルを盛り上げています。

今年度も世界中から応募された350本以上の作品の中からグランプリおよび受賞作品を選出。そのなかから厳選された作品がワールドツアーにて、世界6大陸40か国以上で上映されます。昨年の来場者数の合計は全世界で33万人を超え、日本でも今秋9月から11月にかけて全国12都市で開催。世界各国から集められた山岳をはじめとする様々なアウトドアスポーツと自然環境の楽しさ、厳しさ、美しさをこの機会にぜひ身近に感じてください。

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私たちは環境に投票しました

Voted

2013年7月、第23回参議院議員通常選挙が執行されました。パタゴニアでは立候補者の環境問題に関する活動履歴について有権者が学び、彼らの環境価値を投票に生かすため、「環境に投票を」2013キャンペーンを実施しました。環境に投票をする皆様の好きなもの/好きなことについてたくさんの声を届けてくださり、ありがとうございました。

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選挙は終わった。そして我々の仕事はつづく。我々は第一線で活動するアクティビストたちを支援しつづける。リバー・キーパーやツリー・シスターといった小さな土地や川の流れを守る人たちを支援しつづける。今日アメリカでは、カヤッカーやフィッシャーマンから成る小さなグループのいくつかがダムを撤去するためにたゆまぬ努力をしている。またカモのハンターたちは湿地帯を守るため懸命に努力している。そして地域の有毒な埋め立て地を浄化するために非常な圧力をかける母親たちがいる。アクティビストたちが絶えることはない。よい仕事をしつづけるのだ。
 -イヴォン・シュイナード(2012年アメリカ合衆国大統領選挙後のメッセージ)

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