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『The Aloha Shirt - SPIRIT OF THE ISLANDS -』 by デール・ホープ

Cover

デール・ホープ著の新刊『The Aloha Shirt - SPIRIT OF THE ISLANDS - 』はアロハシャツに秘められた波乱に富んだ歴史を、700点以上もの美しいビジュアルとともに綴るものです。2000年に米国で出版された内容に、新しい事実やビジュアル、そして著者が最も関心をよせる「Pataloha」の物語を加え、日本の皆さまにご紹介します。本書ではアロハシャツに情熱を傾ける人びとの歩んだ道のり、ロマンに満ちたハワイの美しさが織りなす逸話、そしてシャツそのものが語る素晴らしい物語のコレクションを紹介しています。パタゴニア・アンバサダーのジェリー・ロペスによる序文と、イヴォン・シュイナードの寄稿文を掲載。本書はパタゴニアの直営店およびオンラインショップブエノ! ブックスにてお買い求めいただけます。

また発売を記念して、著者であるデール・ホープが来日し、パタゴニア直営店にてサイン会を行います。ぜひストアへも足をお運びください。

8月3日(土):15:00~18:00 パタゴニア サーフ東京 
8月4日(日):10:00~13:00 パタゴニア 鎌倉
8月5日(月):16:00~19:00 パタゴニア 大阪
※『The Aloha Shirt - Spirit of the Islands-』をご購入もしくはお持込のお客様に限ります。

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「遅いは速い」イベント終了に思いを寄せて

by ダン・マロイ(パタゴニア・サーフィン・アンバサダー)

  

「34年間カリフォルニアに住んでいるが、これまでの1000回にものぼる車での旅よりも、この1か月間でより多くの人たちやこの土地について学んだ」

日本の皆さん、こんにちは。

日本に来られて、新しい本とフィルムのプロジェクトを多くの人たちにシェアできたことをとてもうれしく思います。地元のカリフォルニアで友人2人と自転車で行ったこの旅は、僕の人生で最高のものになりました。このプロジェクト(とくに本)のインスピレーションは、日本のシンプルなデザインとじっくり時間をかけてよい仕事をする伝統的な方法から得ました。忘れ去られそうになっている人生の生き方やそれにまつわる話を後世に伝えつづけるのは若い世代の役目だと思います。昔ながらの伝統的なやり方から学ぶことはたくさんあります。僕もそれを学びはじめたばかりです。

イベントに来てくれて、本当にありがとう。日本は美しく、すばらしい国で、たくさんのことを教えてくれる場所です。皆と一緒に時間を過ごせたことを光栄に思います。

また会う日まで。

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特別対談 捨てる社会からリユース社会へ!

ヤフー株式会社 代表取締役社長 宮坂学
パタゴニア日本支社 日本支社長 辻井隆行

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パタゴニアのユーズド・ウェア&ギア by ヤフオク!

着ることができるウェアはしまっておかず、世に出しましょう。パタゴニアではヤフオク!とのパートナーシップを通じて、タンスに埋もれているか、埋め立て地行きになってしまう不要なパタゴニア製品を簡単に販売することができます。とことん着ても着古せないパタゴニア製品に飽きたら、売却を考慮してみましょう。

以下はパタゴニアとヤフオク!のパートナーシップを記念しておこなわれた、ヤフー株式会社 代表取締役社長 宮坂学氏とパタゴニア日本支社長 辻井隆行の対談の模様です。

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リユースの原点は「モノを愛すること」
宮坂学(敬称略、以下宮坂):「リユースの個人的なエピソードといえば、1999年だったかな。会社が始めるオークションサービスに何か出品しないと、って。そしたら僕の出したストーブが、たまたま一番に落札されたんです。当時はリユースなんて正直考えていなかったですね。捨てるのではなく売ることで、モノが長く使われるのって楽しいなっていう、漠然とした思いはありましたけど。たとえば学生時代に、先輩からジャージやユニフォームをもらうじゃないですか。そのモノが持つポジティブな思いや持ち主の愛着もいっしょに引き継ぐ、そういう感覚って好きですよね」

辻井隆行(敬称略、以下辻井):「僕は先日呼んでいただいた立教大学のゼミのなかで、23年間使っていた万年筆をついに失くして、同じモノを買いにいったという話を聞いたんですよ。なんていうか、ひとつのモノを長く使うのってすごく楽しいことなんですよね。パタゴニアにはコモンスレッズ・パートナーシップ(注1)という環境イニシアチブがあります。そして製品の修理も請け負っているんですが、2012年は日本だけで8500件くらいの依頼がありました。なかにはもう20年ぐらい着て、さすがにそれは修理も無理だろう、っていうくらい生地が薄くなったショーツを、あと1回だけ! といって出されるお客さまもいる。愛着なんですよね」

宮坂:「“使用体験”っていうと大げさですけど、しっかりしたモノを買って2、3回修理しちゃうと、その体験の思い出が刻み込まれる。粗末には扱えなくなりますし、もしどうしても不要になったときは、本当に大切にしてくれる人をなんとか見つけだして、売るかあげるかしたいと思いますよね」

【撮影:中村 友一】

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「環境に投票する」ということ

by  辻 信一 (文化人類学者、環境運動家)

最後の木を伐り倒し、最後の川を毒で汚し、最後の魚を食べる時、人間はやっと気づくのだろう、お金は食べられないということに。――ネイティブ・アメリカンの長老の言葉


6a0134876739c6970c0192abdc4416970d-200wi世界中いたるところ、環境問題をめぐる対立ばかりだ。たとえば貴重なウミガメが産卵する海岸を守ることが大事か、あるいはもっと多くの人に雇用を与えることの方が大事か、というふうに。原生林を守るか?それとも家を建て、紙をつくるために木を伐るか?人間にとっての便利さと、ほかの生きものの生命とどちらを優先させるべきか?

どちらをとるか、と問いつめられたら、誰だって困る。対立する双方とも、自分たちのやっていることの方が大事だと真剣に考えているのだから。そして結局は、その片方――たいがいは環境を守る側――が負け、誰かにとっての何か大切なものが失われる。それが対立というもの。

でも、そこでぜひこんなふうに考えてみてほしい。もしわたしたちがいま守ろうとしているのが、自分の子どもの命や、これからの世代が生きていく未来だとしたら、どうか、と。「子どもたちの未来を守るべきか、それとも・・・」などと誰も考えないはずだ。つまり、もうそこでは対立なんかしている場合じゃないということだ。

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リオ・リブレ:環境特報 - エピソード2「ダムの歴史」

by クレイグ・チャイルズ/ビデオ:〈リオ・リブレ〉
 
 

 その朝、氷河の水が流れ込むバケル川支流の上流では、かなりの雨がアイセン地方を濡らした。ひと部屋しかない家の屋根からは雨が漏れる。フィリペ・エンリケスという名の青年がパチパチと音を立てる台所の傍で、チリの水利権の私有化、川の売却が命の流れを妨害することについて語ってくれた。「僕の父は家畜用にバケル川から水を汲むことができません。ハイドロ・アイセンに売られてしまったからです。それはエンデサとコルブンの所有物です。もちろん灌漑はできるけれど、それは違法です」

イタリアの巨大電力会社エネルの子会社である多国籍企業のエンデサは、チリの電力会社コルブンと共同でダムのない地域、バケル川やその他の川にダムを建設しようと計画している。

チェーンソーで切り出されたテーブルの上には半分溶けた蝋燭と空になったワインボトルがある。昨晩開けたワインで、僕らはそれを朝食代わりに飲み干したばかりだ。

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マングローブフィッシングの魅力 - 西表島に通いつづける理由

by 中根 淳一 (パタゴニア・フライフィッシング・アンバサダー)

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ここ数年間、沖縄へのフィッシング・トリップを繰り返している。延べにすると年間で3週間以上の日数を過ごしていることになる。そのなかでも10年以上にわたり、毎年のように訪れているのが県内で2番目に面積の広い西表島だ。西表島は日本の最西端に浮かぶ10の有人島と、いくつかの無人島が連なる八重山諸島に属する。近隣の石垣島同様に低いながらも山塊が存在するため、河川が発達し、その河口域には国内最大規模のマングローブが広がっている。島の最大の魅力は広大な群生地での釣りなのだが、西表島の海岸線は道路が1周していないので西部の河川やリーフは人工物のない手つかずの自然の中で釣りに没頭できるのだ。

今年も沖縄県が入梅した頃に島へ釣行した。前半は私が主宰するフライキャスティング練習会『CASTOUT』の仲間たちとにぎやかな釣りを楽しむ。梅雨と聞くと釣りに行くことにためらう人もいるが、実際の天候はスコールのような一時的な降雨がほとんどで、一日中雨天ということはほとんどない(今回も2週間の滞在で雨が降りつづく日はなかった)。梅雨明け後にくらべ、ツーリストが少なく島内が静かなのもこの時期を選ぶ理由である。

[ 上の写真:北島 清隆 ]

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〈ロックウッド・アニマル・レスキュー・センター〉がリノのパタゴニアを訪問

by ローレル・ウィンターボーン



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アラスカでのダニーの勇敢な救助劇とゾッとする檻での生活についてマットが陽気に語るなか、当のダニーは部屋の隅で丸くなって穏やかに昼寝をしている。部屋のもう一隅では、片割れのウィローが眠気でウトウトし、数秒ごとに頭が垂れかかる。このグループでは新顔で、50人程いる見知らぬ人たちに見つめられるのにまだ慣れていないウィローは、警戒を緩めたくはないが疲労に圧倒されているのだ。ベンチュラ郡の〈ロックウッド・アニマル・レスキュー・センター(LARC)〉からネバダ州リノにあるパタゴニアのサービスセンターまでは長い道のりだった。

ダニー・ボーイが目覚め、聴衆に近づいて彼らの顔を舐めるようすを見ると、彼が残酷な扱いを受けたことは想像し難い。ダニーは道路脇の見せ物として監禁されていた29匹のオオカミと狼犬のうちの1匹で、鎖につながれ、自由に動ける足場はたった1メートルほど。見物客は5ドル払って餌を投げていた。オオカミは数日に1度しか餌をもらえず、他のオオカミからは離れて鎖につながれていた。彼らは誰にも触ってもらえず、マイナス20度の気温と3~4メートルの雪に囲まれながら生き延びた。冬には水も与えられず、雪と氷が水分源だった。それは悲惨な暮らしだった。

[写真上:聴衆に語りかけるアンドリューとダニー・ボーイ 全写真:Glenda Dudley]

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地球に一票

by 木下 デイヴィッド(パタゴニア・サーフィン・アンバサダー)

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僕は今年40歳になる。19歳でプロサーファーになり、世界中の海で波乗りをしてきた。きれいな海岸もあればそうでないのもあったが、いちばん汚れていたのは残念なことに母国の日本である。特に海水浴シーズンが終わった9月初めはひどい。行政になぜゴミ箱を増やさないのかと問い合わせても、それを始末する公務員がいないと返される。ではそういう公務員を海外みたいに作ってくれと頼んでも、私に言われても…と困った顔をされ、最後には上に伝えておくで話が終わる。けれども徐々に各地域でそういった声が行政に届き、20年前に比べれば少しずつゴミ箱も増えたように思う。それでも海岸にはたくさんのゴミが打ち上がる。中国や韓国からのゴミも増え、拾っても拾ってもきりがない。拾えるゴミならまだましで、なかには拾えないものもある。川の上流から流れてくる有害な液体や、さらに最悪なのはいま問題になっている放射能だ。

[ 地球#が好きだから私は環境に投票します 写真:パタゴニア日本支社 ]

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リオ・リブレ:環境特報 - エピソード1「パタゴニアの人々」

by ホアン・パブロ・オレゴ/ビデオ:〈リオ・リブレ〉

 

「ダムのないパタゴニア」のキャンペーンはすごいと人々は口にします。それは無理もないことです。

これはパタゴニアの最も壮大なふたつの川、バケル川とパスクア川を救うためだけのキャンペーンではありません。この惑星の伝説的で生態系の至宝の魔法のような美しさや、生物多様性と複雑な生態系の混合を保護するためだけでも、ユニークな自然と文化の遺産を守るためだけのキャンペーンでもないのです。

もちろん、それらすべてではあるのですが、私たちのキャンペーンはたくさんの代替案が存在するなか、自分たちの国が不必要かつ破壊的な水力発電ダムをパタゴニアに建設するという恐ろしく、許しがたい間違いを犯すことを防ぐことでもあります。私たちの願いは、この運動が私たちの国のエネルギー開発を導くパラダイムを根本的に変えるために重要かつ集団的に貢献することです。

編集者記:私たちは〈リオ・リブレ〉をパートナーに、彼らの映画『Streams of Consequence』に基づいたビデオシリーズを開始します。チリのパタゴニア地方に提案されている5基の巨大ダムに反対する戦いの4つの側面に焦点を当てるのが狙いです。それぞれのビデオはその分野の専門家によって書かれた記事とともにご紹介します。

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クリーネストライン

アウトドアウェアを製造/販売するパタゴニアの社員、友人そしてお客様のためのブログです。パタゴニアについては patagonia.jp をご覧ください。

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