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「パタゴニア環境イニシアティブ2011」ブックレットのページをめくりながら一年を振り返る

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自然界の保護/回復に対する取り組みは力強い試みです。この作業に対する努力を形あるものとしてとらえるため、私たちは多くのストーリーと美しい写真を使用した「パタゴニア環境イニシアティブ2011」ブックレット(PDF版)を作りました。

[DEAN A. WILSON(カバー)ルイジアナ州のBP原油流出事故 (右写真・左から)JIM LITTLE、NORMAN KURING、CHRISTINA SPEED、TOSH BROWN、ADRIENNE PRIMOSCH]

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草の根活動家のための「ツール会議」への日本支社からの参加者、パタゴニア 東京・ゲートシティ大崎勤務の松宮愛に聞く

ビーチ
今年の9月14〜19日にスタンフォード・シェラ・キャンプで開催された第12回草の根活動家のための「ツール会議」には、日本からも2名の社員が参加しました。「ツール会議」は環境問題の最前線で働く活動家のためのもので、中核となるスキル(戦略、草の根組織化、ロビー活動)と新しいツール(テクノロジー・フォーラムとトレーニング、ビジネスと一緒に仕事をするための戦略、不確かな時期の資金集め)などを学ぶことができます。つまり通常この会議には社員のほとんどが参加することができません。しかしながら、パタゴニアが支援する草の根運動の活動家たちに刺激された社員や、自然のままだったお気に入りの場所が損なわれていく現実に憤慨した社員らは、パタゴニアで働きながらみずからも行動を起こし、現場で活動しています。パタゴニア 東京・ゲートシティ大崎で働く松宮愛もそうした1人でした。今回はパタゴニアの松宮愛としてではなく、個人的に活動をつづけている〈NPO法人オーシャンファミリー海洋自然体験活動センター〉の松宮愛として本会議に参加した彼女にインタビューをしました。

【葉山海洋スポーツ塾のビーチトレーニング。小中高生を対象にジュニアライフセービングの入門プログラムを実施 全写真:松宮愛】

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パタゴニアではいつから働いていますか?またどのような理由で働きたいと思ったのですか?
2006年夏から2007年春まで働き、青年海外協力隊でマーシャル諸島共和国に行くために一度退職しましたが、2009年の冬にまた戻ってきました。パタゴニアは環境活動に本気で取り組んでいる唯一の企業だと思ったことと、再入社しようと思ったときは、自分のライフワークである海の環境教育の活動と両立できると思ったことも大きなポイントでした。

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モロカイ島からオアフ島へ - アウトリガーカヌーレース「Na Wahine O kekai」に参戦

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パタゴニア日本支社・人事担当の藤井真裕子は1年弱の産休/育休を経て、今年の春、職場に復帰。また、近年自身が最も情熱を注いでいるアウトリガーカヌーも徐々にトレーニングを再開し、今年の春に本格復帰を果たしました。子育てと家事と仕事に奔走する日々のなか練習を積み重ね、9月25日ハワイで行われたアウトリガーカヌーのレースに参戦。レース前からレース後にいたる彼女のレポートをお読みください。

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世界各国からトップチームが集まる6人乗りアウトリガーカヌーの外洋レース「Na Wahine O kekai」は、モロカイ島ハレオロノ・ハーバーから、オアフ島ワイキキのデューク・カハナモク・ビーチまでの42マイルを女子クルー10名1チームでウォーターチェンジしながら漕ぐ競技。海峡のうねりが大きいときは20フィートを超え、6人乗りアウトリガーカヌーのレースでは最も荒れた海峡を渡る、技術を要するレースである。今回、日本からは各クラブチームの垣根を越えてメンバーが集まり、練習を重ねて、チームジャパンとして出場した。

[ ウォーターチェンジ待ち。海に浮かび、カヌーに乗り込む瞬間を伺う ]

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パタゴニアの最新オンライン・サーフカタログ『SURF FALL/WINTER 2011』リリース

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新しいオンライン・サーフカタログが波に乗ってリリースされました。今回の最新カタログにもクリックして楽しめる題材が満載。週末のプランを練るのにぴったりなのはもちろん、月曜の朝に仕事へ向かう前の心の慰めともなるかもしれません。このカタログをご覧いただき、すばらしい写真家や撮影家、アンバサダー、そして世界中のパタゴニアとFCDのスタッフに会いにきてください。それからグレート・ベア・レインフォレストの保護活動に取り組む〈Raincoast Conservation〉の皆さんにも。

Fall/Winter 2011オンライン・サーフカタログはこちらから

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注記:iDeviceユーザーの皆さまへ。このカタログはパソコンまたはアンドロイドでの閲覧が最適です。

[Photo credits: Jeremy Koreski (top), Andrew Chisholm (bottom left), Jeremy Koreski (bottom center), Gina Sinotte (bottom right)]
[写真提供: Jeremy Koreski (上), Andrew Chisholm (左下), Jeremy Koreski (中央下), Gina Sinotte (右下)]

「サーフィンなんてダイキライ、サーファーなんてロクデナシ」

JT(ジョナサン・セセンガ)は、彼の40歳の誕生日を祝うためにバハへと旅立つ。クライマーの私はサーフィンはまったくダメだし、何度かこわい思いもしているから、「サーフトリップ」へ行くときはいつも不安になる。ペルー、エル・サルバドール、リオ・ネクスパと、なぜか私たちはリラックスした場所へは行かないみたい。つまり、5.4級レベルのクライマーをエル・キャピタンの取り付きに連れていき、カムのラックを手渡してから、「じゃあね、ハートレッジで会おうな」と言うようなもの。

でも前にリオ・ネクスパに行ったときの思い出を紹介するわ。

サーフィンなんてダイキライ、サーファーなんてロクデナシだ。またこてんぱんにやられてしまった。はじめてのことじゃない。今回は岸から1メートルのところで非情にも波に引き戻され、泡で薄くおおわれたリーフに叩きつけられた。片方の手でフィンから顔を守り、そしてもう片方の手で死に物狂いで立ち上がろうとしていたから、ビキニをなおすことなんてできなかった。砂地に安堵した私は、息を切らしていた。呼吸がつらかったのだ。髪がたてがみのように顔をさえぎり、鼻からは海水が流れ出していた。髪を払いのけると、3人のかっこいいサーファーがバンガローのベランダから私を眺めながら、クスクスと笑っているのが見えた。くそったれめ。そしてビキニのことを思い出した。私はビキニをもとの位置に戻すと、足をドタドタと踏みならしてその場から立ち去った。足につけっぱなしにしていたリーシュにつまずいて、右側のビキニが裏表になっているのに気がついた。

「あぁ、そうですか。でも私は5.13を登るクライマーなんですからね!」と叫びたい気分だったけど、涙をのんで我慢した。

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[JTが私を慰めているところ。「いいじゃないか、ベイビー。君がクールなのは僕が知っているから。いやいや、レンタカーを返しにシワタネホに行くのはいい案じゃないよ」写真: Ben Moon]

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草の根活動家のための「ツール会議」の12周年を祝う

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[さまざまな国から草の根環境保護団体のリーダーがスタンフォード・シェラ・キャンプに集い、最新の手法と技術を学ぶ。全写真:Tim Davis]

草の根活動家のための「ツール会議」はパタゴニアで働いていて誇りに思えることリストのなかでも上位の方にあります。社員として、ツール会議のことは何年も知っていましたが、ほかの多くの環境イニシアティブと同じように、この会議の大部分は利他的な業務であり、ここで提供されるツールは、結局のところ、いま環境問題の最前線で働く活動家のためのものです。つまりそれは、私たち社員のほとんどが参加することのできない会議ということを意味します。

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壁画が語る前兆

エイミー・アーバイン・マクハーグは素晴らしい著作家です。今回は彼女が気に掛けていることについて書いてもらいました。すでにお手元に届いているパタゴニアの『Winter 2011』カタログに掲載された彼女のエッセイ『赤い景色』もお見逃しなく。『赤い景色』はパタゴニアの現在の環境キャンペーン「アワ・コモン・ウォーターズ」について優れた著作家たちが執筆したエッセイの1本です。

フランスのミディ・ピレネー地方より。2011年9月

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[ショーヴェ洞窟の壁画。写真:HTO(クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのもとWikipediaより転載)]

私はフランス南西部にある、奔放に繁茂した険しい丘から入る洞窟に立っている。ここは以前、放浪するクライマーとして、切り立った雄大な石灰岩を登るために訪れたことがある場所だ。今回は岩の表面ではなく、その奥まったところを探検するためにやってきた。登るべき場所ではあるが、不屈の水の流れによって数千年の間に開かれた地下のくぼみへと下るために。考えてみれば、この過程は外壁に一本指のポケット「モノドワ」ができるそれと似通っている。もちろん自分を優れた岩の彫刻師だと勘違いしているクライマーが、ドリルで開けた穴を勘定に入れなければの話だが。

ニオー洞窟には壁の上を波打ち、影にゆれる動物の壁画がある。馬、バイソン、アイベックスが、まるでどこかちがう場所、もっと内部の奥深い領域から出現してくるかのように動く。上部旧石器時代まで遡るこういった古代の壁画の練達した職人技法について、ピカソはこんなことを言った。
―それ以来、我々は何も学んでいない。

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パタゴニア・サーフィン・アンバサダーに聞きました:「パタゴニア サーフ千葉の印象は?」

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まだまだ残暑の残る9月中旬、今年6月にオープンしたパタゴニア サーフ千葉をパタゴニア・サーフィン・アンバサダーたちが訪れました。訪れたのは、ジェリー・ロペスウェイン・リンチダン・マロイコール・クリステンセンキム・ディグス、そしてフレッチャー・シュイナード。彼らに千葉ストアの印象を聞いてみました。

[ ダン・マロイ(右)とコール・クリステンセン(左) ]

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すべての川は海に注がれるべき:コロラド・リバー・デルタを救おう

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「だがその途上で、私はこの問題をどうすれば解決できるかについても学んだ。つまりそれを気づかう人びとや、そこがいまだ存在する顕著な生息地であるという意味においても、デルタは死からはほど遠い状態であることを」—ジョナサン・ウォーターマン

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コロラド・リバーについてのジョナサン・ウォーターマンの素晴らしいエッセイが掲載されたパタゴニアの秋のカタログ『FALL2011』をお持ちでしょうか。ジョナサンはこの川と、そこに依存するすべてのものに献身を注ぐ著作家です。かつて偉大だったコロラド・リバーは、いまや過剰な使用により破壊されてしまいました。この川とパタゴニアの現在の環境キャンペーンについては「アワ・コモン・ウォーターズ(共有の水)」をご覧ください。今日はジョンがコロラド・リバーを救うための緊急かつ雄弁な呼びかけを送ってくれました。ぜひいますぐ行動を起こしてください

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2008年6月にコロラド・リバーの全長2,333キロを下りはじめたとき、私はこの川がこの10年のあいだ海に到達していないという知識に憤慨していた。それはただたんに海へ到達する最後の150キロをパドリングできなかったからということだけではない。私たちは最も象徴的なアメリカ西部の川を北米最高の砂漠の河口から奪い、土地改良局はこの事実を闇に葬った。そしてさらに、ロッキー山脈からコルテス海までのこの旅の途上で出会った人びとのほぼ全員が、川が枯渇していることを理解していなかったからだ。

[写真上:空になった川岸を海まで陸路運送するピート・マクブライド。写真:Jon Waterman]

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クリーネストライン

アウトドアウェアを製造/販売するパタゴニアの社員、友人そしてお客様のためのブログです。パタゴニアについては patagonia.jp をご覧ください。

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