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パタゴニアを微速度ビデオで撮影する

風が前景にある樹木をなびかせるビデオの微妙な動きをご覧いただけるでしょうか。その周囲を取り巻く環境というより大きな視野で、この景色を想像してみてください。

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編集者記:『ロング・トレックス・オン・スケート・デックス』シリーズのスケーターの一人で、微速度撮影のファンでもあるアダム・コルトンが、最近のパタゴニアへの旅行で、今日皆さんにお見せするこの微速度のビデオを撮影しました。パタゴニアは社名の由来であるこの土地からの画像をたくさん発表しますが、スケートボーダーの視野によるそれは稀です。微速度撮影にご興味のある方はローデッド・ボードのウェブサイトにあるアダムのハウツーページ(英語)もご覧ください。

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パタゴニアは手つかずの巨大な野生の土地だ。運転しているときは車を揺らし、夜はテントを横転させるほどの風に吹きさらされたフィールドから成る。僕は毎夜キャンプして、人間本来の姿である動物のような匂いをさせながら、数枚の写真と微速度撮影ビデオを手に帰ってきた。楽しんでほしい。しかしどんな画像も、自分の目で見た美しさには到底かないっこない。だから僕たちはこの魔法のような場所を旅し、探検する。これらの画像が大勢の人たちのそこへ行こうという気を触発してくれるとうれしい。

[上:パタゴニアの微速度撮影ビデオ。ビデオと写真:Adam Colton]

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何もないところにあるものを見つける

先週末、〈里山生活学校〉にて「第1回 里山フェスタ」が開催されました。〈里山生活学校〉はパタゴニア社員が環境インターンシップ・プログラムを利用して活動に参加し、また東日本大震災以降パタゴニア直営店にてお客様にご協力いただいている募金の寄付先でもあります。

観察会

〈里山生活学校〉は「地域に暮らす人々が、地域資源の魅力に気づき、楽しく活用するしくみづくり」のために、「里山をつくって、維持する」、「里山を知って、記録する」、「里山に集って、楽しむ」、「里山を活かして、生産する」という4つの活動をつづけています。

[ 子どもたちだけでなく大人も楽しめる観察会は驚きの連続 ]

今回のフェスタは「里山の素材活用」と「里山のモチーフ」をテーマに、地元で活動する作家さんたちが里山資源の豊かさや魅力をそれぞれの手法で表現したものを展示・販売。またワークショップや観察会などを通して地域の人たちと交流し、里山の豊かさを分かち合うイベントとして開催されました。当日は雨が降ったり止んだりの、あいにくのお天気でしたが、大人から子どもまで約200人ほどが〈里山生活学校〉に集い、終始にぎやかな雰囲気のなかでイベントは無事成功に終わりました。

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パタゴニア・デート

今回は私たちの友人で、このブログに頻繁に寄稿してくれるパタゴニアのアルパインクライミング・アンバサダー、ミスター・マレスタッシュティーノことマレットヘアのケリー・コーデスからの投稿です。ときとして私たちは頭を振りながら、この男は何者なんだと思ってしまいます。-編集担当

standups

人と結びつくにはたくさんの方法がある。僕は今回、新しいアイディアを皆に紹介できることを光栄に思う。最高の絆というものは、僕たちの心に安らぎを与え、視野を広げ、そして肉体的、知性的、精神的にチャレンジを与えるというのがパタゴニアの信念だ。たとえば、ヨガだったりサーフィンだったり、トレイルランニングでもクライミング(そうそう!)でも音楽でも。それがどんなことでもね。

最高の絆には、通常はパートナーが不可欠である。そこで僕はパタゴニアの新しいプログラムのアイディアを思いついた(まるでパタゴニアが「ねぇ、君たちこうしたら」的な提案を必要としているかのようだけど)。僕たちがパタゴニアのファンなのは、同じような趣味をもっているからだよね。それなら、出会い系サイト「パタゴニア・デート」以上の素敵なプログラムはないんじゃないだろうか。想像してみてほしい。君とオンラインのソウルメイトがバーチャル・ヨガとかハーブティーなんかを楽しんで、リサイクルについて語り合い、いずれ直接会うことになるかもしれない。ツィッターで自分の裸の写真を送るような気持ちの悪い話をしているんじゃない。クールなことだけ。クライミングとかマルガリータとか。絶対うまくいくと思う。イヴォン・シュイナードに提案してみよう。僕がこの新しいプログラムの指揮を執ってもいいかって。

[パタゴニア・デートではスタンドアップ・ショーツと長い靴下は必要条件じゃありません。ご心配なく]

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『glide STYLE - パタゴニア主義。』での取材エピソード

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マリン企画が出版する雑誌『SURFIN’ LIFE glide』がまるごと1冊パタゴニアを取り上げた『glide STYLE - パタゴニア主義。』が2011年7月22日に発売されました。全国の書店はもちろん、パタゴニア直営店およびオンラインショップでご購入いただけます。今日はライターの屋良竜市氏によるパタゴニア本社での取材エピソードをご紹介します。

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カリフォルニア州ベンチュラ郡。ロサンゼルスから車で1時間ほど北に走った場所に位置するこの町は、一般的にはそれほど知られた場所ではないかもしれません。しかし、波乗り好きならピンとくるハズ。ベンチュラは、数々のサーフカルチャーを発信してきたカリフォルニアのなかでも、最もコアな場所のひとつで、ソリッドでパワフルな波がブレイクし、世界のトップステージで活躍するサーファーを数多く輩出してきました。グローバルに展開する有名サーフブランドも数多く拠点を構えています。とはいえ、ロサンゼルスの喧騒とは違うしっとりとした町の雰囲気は、ポピュラーなサーフタウンというよりは、落ち着いた閑静な趣が漂っています。

そんなベンチュラのダウンタウンにほど近い場所にパタゴニアの本社はあります。余談ですが、本社は全米をネットワークする鉄道「アムトラック」の駅からも徒歩で数分。パタゴニアのサーフィン・アンバサダーであるダン・マロイは、本社を訪れる際は電車でやってくるそうです。車社会のアメリカでは普通はあまりそういう話は聞かないですよね。さて、もうひとつ余談。なぜ、本社がここベンチュラにあるのでしょう?その答えは……先月に発売された『glide』のパタゴニア特集号に掲載されている「イヴォン・シュイナード特別インタビュー」をぜひお読みください。その理由にちょこっと触れています。動機はいたってシンプルですね。その『glide』ですが、もうご覧になった方もいらっしゃるのでは?1冊まるごとパタゴニア特集です。この制作のために、取材陣が6月中旬に約10日間、ベンチュラを訪れました。はじめて足を運ぶ本社オフィスを徹底探索です。

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四国遍路の旅:歩いて、歩いて、歩いて

足摺岬

今日はたしか7月24日。曜日の感覚はもはや無く、「なでしこジャパン」がワールドカップ優勝を飾ったことだけがなんとか情報として耳に入ってくる程度だ。台風の過ぎ去った四国の道には木々がなぎ倒されていて歩きにくいが、風が涼しさを運んでくれるため、体は疲れているものの問題ない。ちょっとだけ生乾きの服が匂うくらい。あと3キロで旅が終わると、いままで導いてくれた遍路用の案内看板に告げられながら、山に囲まれた田んぼのなかにある民家の脇を歩く。一歩一歩がいとおしい。終わらせたい。でも終わらせたくない。

[ 足摺岬辺の道は遠い。けれども空も海も青い ]

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編集注記:私たちの社員の多くが語るべき興味深いストーリーをもっています。けれども四国一周、およそ1,200キロメートルにわたる四国遍路を歩きとおした社員はそういません。足掛け4年、5回に分けて四国八十八箇所を巡拝し、この夏ゴールしたパタゴニア 横浜スタッフの近藤達也が、その経験を語ってくれました。
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Spring/Summer2011セール、本日より開催!

Summer2011-sale

パタゴニアでは本日より直営店/通信販売/オンラインショップにて、Spring/Summer2011製品の一部を対象としたセールを実施します。さらに直営店では8月25日(木)より4日間のファイナルセールを開催します(アウトレットストアは8月29日(月)まで開催。Spring/Summer2011の一部に加え、以前の製品も対象となります)。この機会にぜひご利用ください。

セールの日程や営業時間などの詳しい情報はパタゴニアウェブサイトをご覧ください。

[ 写真:Andrew Burr ]

ゼブ・ウォルシュ、ジェフ・デンホルム、ジェリー・ロペスが『モロカイ2オアフ・パドルボード・レース』に参加

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今年15回目となる『モロカイ2オアフ・パドルボード・ワールド・チャンピオンシップ』に、ゼブ・ウォルシュがオーストラリア代表として参加しました。パタゴニア・トーキー店のアシスタント・マネージャーであるゼブは父親であり、かつ素晴らしいサーファー、そしてオールラウンドのウォーターマンでもあります。

トーキー生まれのトーキー育ちのゼブは、普段は気軽な人間なのに、競技となると性格が変わってしまうんだと言います。サーフィンとライフガードという環境のなかで育った彼にとって、厳しい運動はなにも新しいことではありません。ゼブは週に15kmパドルと30kmパドルを2回ずつ、そしてトーキーのポイントで「楽しめる」パドルを1回という、自分で課したスケジュールを1年中こなしています。冬のトレーニングには気分転換にランニングやジムでのワークアウトも組み込みます。

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48時間ドレスで

太陽が私たちの小さなアパートの部屋の温度を上げ、夢から目を覚ました私は、奇妙な光景に気づいた。床や布団、あるいは小さなツインベッドの上など、そこらじゅうに散らばった人たち。5〜6カ国語が飛び交い、お皿やグラスがカチカチと音を立てるなか、タバコとエスプレッソとバターの香りがかすかに漂う。開いた窓の外から聞こえてくるのはマーチングバンド。私たちは皆、昨夜(そして今朝の早朝まで)、フランスのシャモニーで開かれたゾーイとマックスのウェディングでの酔っ払いたち。頭が泥のように濁って機能しないまま、私はこの状況を理解しようとした。いま何時? このひどさは時差ぼけ、それとも二日酔いのせい? なぜドレスを着たまま寝ているのかしら。キーボードを打っているのはいったい誰なの?

私はJT(ジョナサン・セセンガ)の上を転がってベッドから起き上がると、床の一部と化したジャネットをまたいで部屋の隅をのぞきこんだ。タイプしていたのは布団のうえのケリーだった。ケリー! もうクリーネストライン用にこのウェディングの記事を書いてるの?! コソコソして嫌なヤツね!

「ケリー、何を書いてるの?」 私は疑わしげに聞いた。彼も私もたびたびクリーネストラインに記事を投稿している。きっと私を出し抜いてこのウェディングの記事を書こうとしているのだろう。クッションの上にピョコンと出てきた白髪まじりのマレットヘアの小人のように、彼はボタンの外れたドレスシャツをだらしなく羽織い、キャプリーン2・ボクサー・ブリーフをはいている。すごい光景だ。せわしなくキーボードをつつきながら、目を細めて一心にラップトップのスクリーンを見つめているケリー。すると映画『シャイニング』に出てくるジャック・ニコルソンもどきに、頭を動かさずに私の方を見た。

「あっ、いやいや、別に何もしてないよ」 ゆっくりとタイピングをつづけながら、彼は説得力なくつぶやく。

やられた! ケリーは本当にパタゴニアのブログ用にこのウェディングの記事を書きはじめていたのだ。私より優れた書き手なだけでなく、最高度のウェディングの二日酔いから私よりも3時間も早く目覚めて原稿を書けるなんて! アルピニストめ・・・なんで彼らは普通の人間のように眠らないの?

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[部屋に置いてきた自分のラップトップにテレパシーで口述しているケリーと、私。ウェディングのレセプションへ向かう電車の車中にて。写真: Jen Olson]

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世界最高のアウトドア映画祭がこの秋も日本にやってくる:patagonia presents BANFF MOUNTAIN FILM FESTIVAL in JAPAN 2011

世界最高のアウトドア映画祭であるバンフ・マウンテンフィルムフェスティバル。毎年11月にカナダ・アルバータ州バンフで開催されるこの映画祭は、本年で36年目を迎えます。世界中から応募された250本以上の作品のなかからグランプリおよび受賞作品が選出され、そのなかからさらに厳選された作品の数々が上映されるのがこのワールドツアー。世界6大陸32か国の来場者数の合計は19万人を超え、日本でも今秋も9月から11月にかけて全国9か所で開催します。世界各国から集められた山岳をはじめとした様々なアウトドアスポーツの楽しさ、厳しさ、美しさ、そして知られざる秘境に住む人びとの生活や文化をぜひお楽しみください。

 [ バンフ・マウンテン・フィルム・フェスティバル・ワールド・ツアー2011予告編。ビデオ:Courtesy of the Banff Centre ]

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クリーネストライン

アウトドアウェアを製造/販売するパタゴニアの社員、友人そしてお客様のためのブログです。パタゴニアについては patagonia.jp をご覧ください。

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