北極圏の遊牧民:写真家フロリアン・シュルツとのインタビュー

by ユージニー・フレリックス

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昨年12月に発行したカタログで北極圏国立野生生物保護区を特集しました。写真構成としては、北極の海岸平野を神聖な地として捉えるグウィッチン族の暮らしと野生生物の両方を取り上げたいと考えていました。ドイツ人環境保護写真家のフロリアン・シュルツが過去2年間のほとんどをこの保護区でキャンプや撮影をして過ごしていたことを知っていたので、野生生物側の写真家の選択は簡単でした。

私は以前からフロリアンの写真が大好きで、保護活動にたゆまなく献身する彼の姿には深い感銘を受けています。北極圏キャンペーンにおける共同も例外ではありませんでした。何か月にもおよぶEメールや電話でのやり取りのあと、ようやくカタログとキャンペーンで使用する最終写真を決定することができました。本プロジェクトを通じて、フロリアンは寛大に彼の時間を割き、知識を共有してくれました。その彼に数週間前、電話で近況を聞きました。私はベンチュラから、南ドイツにいる彼に、彼の活動についてさらに詳しく話を聞くことができました。

【 写真上:気温の上昇にともなって北極海の氷が急速に消滅しつづけるなか、ホッキョクグマの生息数も減少の一途をたどる。アメリカ地質調査所は、2050年までに3分の2のホッキョクグマが姿を消すと予測する。このホッキョクグマの親子たちは、北極圏国立野生生物保護区の岸辺に憩いの場を見つけることができた。写真: Florian Schulz 】

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ティンシェッド・ベンチャーズ:次世代の責任あるビジネスへの投資

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パタゴニアでは、素晴らしい製品を作り、利益を上げ、惑星を保護するという3つの目的は、相いれないものではないと信じています。そこで2013年、私たちは志を同じくし、同じ使命のもとに働く新興企業を援助する投資基金を発足しました。

今日、私たちはこの基金を「ティンシェッド・ベンチャーズ」(前「$20 Million & Change」)と改名しました。この新しい名の下で、私たちはビジネスを手段として環境問題に対応する起業家に投資し、彼らを指導し、結びつけるという、パタゴニアの歴史を継続していきます。

【 イヴォン・シュイナード 写真:Tom Frost / Aurora Photos 】

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私たちが作る最も美しい製品

by マイキー・シェイファー

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パタゴニアでは、最も美しい製品を真にデザインするのは「着る人」だと考えています。裂け目や染みやテープの継ぎ当ては、まさに着る人とギアの絆の証拠です。パタゴニアの「WornWear」修理プログラムは、愛すべきウェアをより長く現役で使いつづけるようにするためのもので、最終的に着用できなくなったパタゴニア製品については簡単にリサイクルできる方法を提供しています。

長年のパタゴニアのアンバサダーであり、写真家でもあるマイキー・シェイファーは、毎年数か月間を南米のパタゴニアで過ごします。最近彼が持ち帰ったWorn Wear ストーリーは、私たちのお気に入りのひとつとなりました。

【 写真上:新品のジャケットを店で買っても、こんなに興奮する奴はいない。とことん着古した自分のジャケットが新たに継ぎ当てされ、再会を果たした瞬間のマーティン・ロペス・アバド。 Mikey Schaefer 】

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ブラックフライデー(11月25日)の過去最高売り上げを地球のために全額寄付

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先週、世界中の直営店とオンラインストアの「ブラックフライデー」の売り上げの100%を、未来の世代のために空気や水や土を守る活動をする草の根環境保護団体に寄付することを、私たちは発表しました。そして、多くのお客様がこのことを「地球のための寄付金集め」と呼んでいると耳にしました。

反響は予想を大きく上回るものであったことを、ここにご報告します。皆様のご支援により、パタゴニアでは全世界合計で過去のブラックフライデーの売り上げの記録を塗り替える1,000万ドル(約11億円)を売り上げることができました。予想していた売り上げの200万ドル(約2億2000万円)の5倍を超える金額でした。このブラックフライデーにお客様が地球に対して示した大きな愛で、私たちはこの金額を1円たりとも残さず、すべて世界中で活動する草の根環境保護団体に寄付することができるのです(注釈:国内の売り上げはすべて日本の草の根環境保護団体に寄付されます)。

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ベアーズ・イヤーズを守るための嘆願書パーティー

by マティ・バン・ビーン

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編集者記:ソーシャルメディア用のビデオに出演したトミー・コールドウェル、嘆願書パーティーを開いたマティ・バン・ビーン、非営利団体で働くジョシュ・ユーイング。ベアーズ・イヤーズを援助する方法はいくつもありますが、いまこそが行動を起こすときです。〈ベアーズ・イヤーズ・コーリション〉はこのユタ州南東部の魅惑的な地域の保護を求めており、オバマ政権は次の数か月内に決定を下します。ぜひご協力ください。早速嘆願書に署名し、ベアーズ・イヤーズを保護しましょう。

 

 

僕はジョシュが砂岩に顔を押し付けるのを見ていた。彼のメガネは傾き、必死で彼の顔にしがみついている。地上45メートルの場所で彼はのっぺりとした壁にスメアリングしながらオーバーハングに走るクラックに手を差し込み、壁を上へと移動している。ハングを超えると一瞬足を止め、バランスを取る。引力はその勢力を弱めたようで、彼はその上を平静に研究している。登攀をつづける彼の体はまるで上に向かって泳いでいるように前後に揺れる。年季の入ったクラッククライマーのごとく落ち着いてノース・シックス・シューターをトップアウトする。それはインディアン・クリークの中心に誇り高くそびえるタワーだ。

【 写真上:Tommy Caldwell 】

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100% Today, 1% Every Day

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by ローズ・マーカリオ、パタゴニアCEO

アメリカでは消費者が1年のうちで最も買い物をする日のひとつ「ブラックフライデー」がまもなくやってきます。人々が家族や友人に気前よく贈り物を選ぶ一方で、私たちはプレゼントひとつもらえない地球へもお客様が愛情を示すお手伝いをしたいと考えています。

[ 写真: Garrett Grove ]

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2016年秋のWorn Wearツアーからのメモ

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by ドニー・ヘデン

ここアメリカでのWorn Wearツアーの約半分を終えたいま、僕らは南部の残暑とパタゴニアの衣類が被った被害のどちらが酷いかを決めかねている。 まあじつはと言えば、どちらにも動じているわけではない。僕らは投げ掛けられる、挑戦のし甲斐のある修理が大好きだし、その仕事でちょっくら汗をかくのは大して気にもならない。

[  いちばんいいパンツ。バイオディーゼル燃料のWorn Wearトラック「デリア」の車内にて。 全写真:Donnie Hedden ]

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ベアーズ・イヤーズが国定公園として保護されるべき5つの理由

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地球にはユタ州南東部のベアーズ・イヤーズ地域のような場所は他にありません。インディアン・クリークの世界級のクラック・クライミング、アバホ山脈のシングルトラックのバイクライディング、グランドガルチのバックパッキングからサンフアン・リバーの川下りまで、ここには冒険が豊富に存在します。しかしその価値はクライミングやバイクライディングだけではありません。10万以上の考古遺跡を有するこの場所はまた、数多くの南西部の先住民族が先祖の故郷として知る文化的な景観でもあります。

【 この地を国定公園に指定しないのは無責任だ。写真:Josh Ewing 】

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ブラフの36時間:ベアーズ・イヤーズ国定公園への道

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時間は迫っていた。僕の上司が彼の上司に許可をもらい、金曜日のソルトレイク・シティへの飛行機を予約したのは水曜日の午後だった。明け方にリノからソルトレイクへ飛び、そこでベンチュラから飛んできたパタゴニアのソーシャルメディア・プロデューサーのジャレッドと落ち合い、それからパタゴニアのソルトレイク・シティのアウトレット店で環境関連担当のジョーとジョンをピックアップした。店の駐車場でレンタカーに荷物を詰め、僕らはブラフへの6時間の旅路についた。

【 ジョシュ・ユーイングとヴォーン・ハデンフェルトがガイドを務める〈フレンズ・オブ・シーダー・メサ〉との朝のハイクで、考古遺跡を訪れる内務長官サリー・ジュエル。ハイクのあと、ジュエル長官は「この旅で見たもの、とくにこの場所は文化資源の信じられないような宝庫です。それは想像を絶しています。またこれらの多くの資産が保護されていないことにショックを受けています」と語った。写真:Josh Ewing 】

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石木川のほとりにて 13家族の物語

by 村山嘉昭

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川原地区に暮らす人たちは笑顔を忘れず、日々暮らしている。
桜の咲く頃には地区住民が一同に集って花見を催し、敬老の日を祝い、全世帯が家族同様の付き合いのなかで生きている。
孫や子どもたちが遊ぶ姿に目を細め、冗談を言っては笑い合う姿は、どこにでもいる「普通の人たち」と変わらない。
「ダムがなければどんなにもっと暮らしば楽しめたか。それば思うと悔しか…」
常にダムのことを考えなければいけない住民の言葉はとても重い。
川原地区に暮らす人たちの思いは、とてもシンプルだ。
故郷に住み続け、いまある自然をこれから生まれてくる世代に残したい。
ただ、それだけのために石木ダムに反対にしている。

【 石木川のほとりにて 13家族の物語。全写真:村山嘉昭 】

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クリーネストライン

アウトドアウェアを製造/販売するパタゴニアの社員、友人そしてお客様のためのブログです。パタゴニアについては patagonia.jp をご覧ください。

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