第48回衆議院議員選挙:10月22日、地球に投票しよう

by 辻井隆行

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悲観的になるのは、破滅がすぐそこまで迫っているというのに、社会にはきちんと対処しようという意思がないとしか思えないからだ。だが、悲観して「もうだめだ。いまさらどうすることもできない。投票も無駄だ。そんなことをしても、なにも変わらない」と言うのも、楽観して「大丈夫だよ。そのうちなんとかなるから」と言うのも、実は同じことだったりする。結果は同じ――なんの対処もなされない――だからだ。
――イヴォン・シュイナード

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参議院選挙2016: Vote Our Planet. 投票しよう。

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「意義のある人びと、そして意義のある問題に賢明な一票を投じる。僕らが行動しなければ、人のため、重要な課題のため、賢明な投票をしなければ、子供たちの未来と地球環境に無関心な人々の票が政治に反映されてしまうかもしれない。皆が一緒に動けば、酷い政府に我慢を強いられるのではなく、僕らが本当に必要とする政府を作ることができる」

― 『投票することは、無駄ではない』 by イヴォン・シュイナード

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僕らはおしまいだ、健全な環境がなければ。

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「環境汚染は危機的転換点に達している」このことをどのくらいの人びとが認識しているだろうか?2015年は、気象統計を取りはじめた1850年以降で最も気温が高い年となり、世界各地での洪水、干ばつなど異常気象による自然災害はもはや「新しい常態」となった。温室効果ガスの排出を減らし、きれいな水、空気、土を守り、再生可能エネルギーに投資しないかぎり、地球が自己治癒できる能力を人類が破壊することになる。

【 写真:ひとけのない双葉町で、スローガンが掲げられた看板の前に立つ、防護服とマスクを身に着けた人。2011年3月、福島第一原子力発電所の事故により全町民が避難した。このスローガンは今、皮肉にも原子力への依存の危険性を思い出させている。Arkadiusz Podniesinski 】

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投票することは、無駄ではない

by イヴォン・シュイナード

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「気候変動を否定し、世界の気候科学者の99%よりも自分のほうが賢いと自負する政治家は、いかさま師か大バカのどちらかだ。そんな奴らに、なぜ投票するのか」

アメリカでは、前回の大統領選挙で一票を投じた有権者はわずか60%だった。そのうち多くが大統領候補者の部分にだけ投票し、地方議員投票や住民投票の部分は空白のままだった。

編集者記:日本における直近の選挙の投票率をみると、2015年統一地方選挙では過去最低の、市長選挙50.53%、市議会議員選挙48.62%の平均投票率でした。また2013年参議院選挙では全体投票率は52.61%。しかし20代の若い有権者は33.37%と、世代別でもっとも低い投票率でした。

写真: 米国史上最大の素晴らしい機会となった、エルワ・ダム撤去の開始に居合わせるイヴォン・シュイナード。ワシントン州クララム郡 MICHAEL HANSON

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パタゴニアの地球税:2015年度 パタゴニアの環境/ソーシャル・イニシアチブ

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従来の慈善活動の様式は、企業や財団などの大規模な資金提供者がおもに大掛かりなプロの環境グループを支援するのが通常です。(500万ドルを超える予算をもつ)全国的な大規模環境保護団体は重要な仕事をしていますが、それらは環境グループ全体のわずか2%にすぎないのにもかかわらず、全環境助成金および献金の50%以上を受け取っています。

一方、根底から継続した変化をもたらす草の根レベルでの環境運動への資金提供は、いままで以上に重要になっています。しかしこれらの団体は甚だしい資金不足にあえぎつづけています。

資金提供の枠組みはアンバランスです。パタゴニアはこれを変えることを目指しています。

写真上:2015年度パタゴニアの環境/ソーシャル・イニシアチブ。お近くのパタゴニア直営店にて、または デジタル版をお読みください。表紙写真:Donnie Hedden

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Go Renewable 2015 : パタゴニア従業員がみずから行動する理由

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2011年の震災から4年が経った2015年、パタゴニアは昨年同様に「Patagonia Says No Nukes Go Renewable」のメッセージを掲げ、原発から再生可能エネルギーへの転換が必要であることを訴えます。

「私たちは私たちが愛し、遊び、楽しむ場とする惑星と野生の場所の破壊を早める現状や体制を拒否する」このことを明らかにすることは、いまの私たちの世代の仕事です。私たちの子供や孫を顧みず、自然が破壊されるのを傍観していることはできません。

だから私たちは圧力をかけつづけなければなりません。それは路上や街頭で、市庁舎や首都で声を上げ、存在を知らせることを意味します。そして最も大切なことは、選挙で私たちが危機に直面していることを理解する候補者に投票することです。それは地元のサーフブレイク、川、草原、山を守り、持続可能な農業を支援することになります。私たちは個人としての責任を取らなければなりません。そしてそれは消費を控え、よりシンプルで吟味された生活を送ることを意味します。

3月7日の土曜日、京都で開催される「バイバイ原発3・7きょうと」は日本のエネルギー政策の未来のために大きな声明を出すチャンスです。パタゴニアは従業員に参加する選択肢を与えるため、パタゴニア京都を午後5時まで閉店することに決めました。以下は京都ストアマネージャー、瀬戸勝弘からのメッセージです。

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「環境に投票を」2014:経済の成長と地球の限界

 by 枝廣淳子(幸せ経済社会研究所所長)

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衆院選に向けての政策論争が展開されています。争点の柱は「経済成長戦略」です。「アベノミクスでデフレから脱却して経済成長できるのか否か」「経済成長のためには、もっと規制緩和を進めることが必要だ」「法人実効税率をどのくらい引き下げれば経済成長できるのか」といった議論が戦わされています。

そのたびに、ちょっと待てよ、と思います。みんな経済成長のための方法論の優劣の議論をしているけれど、経済成長そのものを問い直す時期に来ているのではないでしょうか、と。ちなみに、2パーセント、3パーセントといった経済成長率は小さく感じるかもしれませんが、成長率2パーセントなら36年後に、3パーセントなら24年後に、経済規模は2倍になります。

私たちが何とかしなくてはならないと考えている、地球温暖化も、生物多様性の危機も、水不足の問題も、そのほかの“環境問題”も、「身の丈を超えた経済成長をつづけることによって、地球1個ではとうてい支えきれないほど人間活動が拡大してきた」という問題が引き起こしている症状であり、本質的にはそれは“経済問題”だと私は理解しています。

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解決策シリーズ・パート7:投票しよう!

by アニー・レオナード、『The Story of Stuff』プロジェクト

2014年11月4日(米国時間)はアメリカ国民による中間選挙の投票日です。パタゴニアはクリーンかつ再生可能なエネルギー、きれいな水/空気の復元、危険な高炭素の化石燃料からの離脱を推進する候補者や、未来と地球のために行動するリーダーを支援します。

投票は誰もが行使できる権利で、票は私たちの声を轟かせる媒体です。

今回の解決策シリーズでは、『The Story of Stuff』プロジェクトの創始者アニー・レオナードが投票することの重要さ、特に投票率が低い中間選挙の重要さについて執筆してくれました。

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「良い市民は自分以外の人と問題について興味を持つ… 彼らは自分を教育し、ボランティア活動をする。人の意見に耳を貸す。そして長期的な視野を持ち、投票する」
–マサチューセッツ州知事デヴァル・パトリック

1990年、私は初めて民主的に大統領を選出した直後のハイチを訪れました。ポルトープランスの通りではハイチ人は投票所に入った印であるインクのついた親指を誇らしげに見せてくれました。彼らは投票できることを喜び、2週間が経ってもインクを洗い落としていませんでした。

大統領選挙に投票する有権者の率が60%のアメリカとは対照的です。連邦議会を選出する11月の中間選挙の投票率はわずか40%です。オーストラリア、ベルギー、チリなど10人に9人が投票する国と比較すると、ひどい数字です。

[ アートワーク(上):Todd Gilloon作「Besties」は投票を促すためのクラウドソーシング・プロジェクトの一部。収益はアーティストと〈HeadCount〉へ ]

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解決策シリーズ・パート6:失望感に屈っしてしまうことに抗う

by アニー・レオナード、『The Story of Stuff』プロジェクト

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アメリカは2014年度の中間選挙がすぐそこまで来ています。パタゴニアはクリーンかつ再生可能なエネルギー、きれいな水/空気の復元、危険な高炭素の化石燃料からの離脱を推進する候補者や、未来と地球のために行動するリーダーを支援します

投票は誰もが行使できる権利で、票は私たちの声を轟かせる媒体です。

今回の解決策シリーズでは、『The Story of Stuff』プロジェクトの創始者アニー・レオナードが、投票と市民権が彼女にとって何を意味するかについて執筆してくれました。近日投稿予定の私たちに起こせる行動についての後続記事もお楽しみに。

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愛国心とは、いついかなるときでも自国を支持し、自国の政府に対しては、支持に値するときだけ支持することである。 —マーク・トウェイン

最近、私のパスポートと免許書の食い違いを直すため、運転免許センターに行かなければなりませんでした。早朝に到着し、ビルを囲む長い列に並ぶと、雨が降りはじめました。濡れて苛立った私はあきらめて帰りました。次回の訪問時にはセンターのウェブサイトから予約を入れましたが、それでもソビエト時代にモスクワの食料品店にできた列のように長蛇でした。最終的に誰かがホリデーの前日に出直すことを勧めてくれました。そして私はクリスマスイブの朝をお役所の間違いを正すために費やすことになりました。

アートワーク(上):Amy Diebolt作「Flower Power」。収益はアーティストと〈ヘッドカウント〉へ。

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野生のために働く:2013年度のパタゴニアの環境イニシアティブ

by イヴォン・シュイナード

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「世界の生存は野生にある」 — ヘンリー・ディビッド・ソロー

今年パタゴニアは創業40周年を迎えます。祝福に値する多くの功績のなかでも私がとくに誇りに思っているのは、野生を救うために実際に現場で働く人びと、つまり草の根活動家を支援してきたことです。

私自身は活動家ではありません。前線で戦う度胸がないのです。しかし1972年のベンチュラ市議会で、ある青年のスライドショーを見て以来、活動家たちを支援してきました。当時、ベンチュラ・リバー河口の西側の氾濫原に、高速道路の開通にともなう商業開発が計画され、開発促進のために河川周辺の公共事業や道路、各種サービス施設の拡大が提案されていました。市議会では多数の科学者が川はすでに「死んでいる」とみなし、このプロジェクトを支援する発言をしました。しかし、〈フレンズ・オブ・ベンチュラ・リバー〉を名乗る大学院生マーク・カペリは、うなぎ、鳥、アライグマなど、いまでも川に生息する生物がいることを写真で見せ、さらに毎年50匹のスチールヘッドが上流へ遡上していると指摘しました。カペリは満場の大喝采を受け、やがてプロジェクトは中止となりました。彼はたったひとりの人間に何ができるのかを見せてくれました。私に希望を与えてくれたのです。そして私たちはパタゴニアのオフィスの一角を彼に提供しました。

[写真上:創業40年を経たいまも、原生地域のために原生地域を守るという私たちの考えは変わらない。カリフォルニア州ヨセミテ渓谷のロスト・アロー・スパイア。写真:Glen Denny]

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クリーネストライン

アウトドアウェアを製造/販売するパタゴニアの社員、友人そしてお客様のためのブログです。パタゴニアについては patagonia.jp をご覧ください。

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