パタゴニアのウェアを作る人たちとパートナーを組む

Factory

私たちは1990 年代半ばには提携工場と密接に協力しながら、社会的責任のプログラムを開発しはじめ、2001 年には世界中で労働環境の改善のために取り組む非営利団体、公正労働協会の創設メンバーとなりました。

縫製工場に緊密な焦点を当てて10 年以上を費やした結果、2011 年に私たちはひとつの接点をサプライチェーンに戻し、パタゴニアの素材を製造する紡績工場での労働慣行を監査することにしました。2014 年にフェアトレードUSA のアパレル業プログラムへ参加したのちは、フェアトレードの原則にしたがって、パタゴニア社内の多くの部門にわたる手続きや業務を変えるために尽力し、同年秋に10 種類のフェアトレード製品を処女作としてリリースすることに成功しました。

【 ホン・ホー工場で働く労働者たち。パタゴニアのフェアトレード・サーティファイドのフリースはここで縫製されている。メキシコ、バリャドリッド 写真:Keri Oberly 】

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オーガニック基準は土壌からはじまる

by ローズ・マーカリオ

Soil
栽培方法に関する議論は、「オーガニック」認証がはじめて通過してからこれまでほぼ20年のあいだずっとなされてきました。食品の一部は土壌で育ち、他の一部は広い屋内で照明のもと水耕栽培されます。これらの方法にはそれぞれの理由がありますが、別々のラベルを付けることが重要です。

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再生型オーガニック認証への旅にご参加ください

by ローズ・マーカリオ

Kamut
パタゴニアは再生型オーガニック農業への新たな高い目標を掲げるために〈ロデール・インスティチュート〉と密に取り組み、再生型オーガニック認証を設定しました。この認証は、人びとと動物を大切にしながら土壌を豊かにすることに焦点を当てた未来の農業への地固めをするという明らかな目標のもとに集った変革者、ブランド、農家、牧場経営者、非営利団体と科学者の同盟による、活発かつ協力的な取り組みの賜物です。私たちの取り組みは既存のオーガニック基準を置き換えるものではなく、土壌の健康を築くために生産者がいかに再生型オーガニックの枠組みを設定し、実行するのかについての詳細な助言を提供します。 

【 KAMUTコーラサン小麦は近代のほとんとの小麦に比べて蛋白質、アミノ酸、ビタミン、ミネラルが豊富だ。その高い栄養価とナッツとバターのような風味により、パタゴニア プロビジョンズではセイヴォリー・グレイン製品に採用している。KAMUTは商標登録されており、そのためつねに認証済オーガニック慣行により育てられること、決して遺伝子組み換えが行われないことが保証されている。写真提供:KAMUT 】 

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不確かな世界でビジネスのための確かな道徳観を探る

by ローズ・マーカリオ

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過去数か月にわたり、ビジネス環境は劇的に変化しました。それは通商政策や税制改革について言っているのではなく、私たちの民主主義の根底が脅かされている現在、多くのビジネスリーダーが感じている道徳的/倫理的な不確かさのことです。毎日のように新たな不正義が浮上し、私たちはそれについて意見し、行動することを要求されています。それは多くの場合、ビジネスとしての選択ではなく、人間としての義務であり、ときとしてその両方です。

こういった混沌のなかで、いくばくの勇気と慎重な計画があれば、いまビジネスには世界的なリーダーシップの欠如を埋める刺激的な機会が存在します。誰もが考えている疑問は次のようなものです:どうすれば企業はビジネスの必要性に焦点を当てながら、同時に収益よりもさらに大きな緊急の道徳的義務に効果的に対応できるのでしょうか。これは多くの会社にとって未知の領域なのです。

【 家族が夕刻を一緒に過ごせるようにパタゴニアの託児所は5時半に閉まる。写真:Kyle Sparks 】

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より良く知り、より良く行動する

by デイヴ・ラストヴィッチ

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スリランカのコロンボ近郊でパタゴニア製品を製造するフェアトレード認証済みの工場、MAS アクティブ・レジャーラインに足を踏み入れると、感覚をまず刺激するのはその音だ。

鮮やかな緑色の作業服を着た数百人の従業員が、蛍光灯の白い光の下で列をなす裁断機とミシンを操作している。スリランカの伝統音楽が機械に負けない音量で作業場に流れている。僕は騒音のなかに立ち、パタゴニアのサーフィン製品がどこで、誰の手によって作られているのか、また従業員がどんな待遇を受けているのか、もっとはっきりと理解しようとする。

【 スリランカのMASアクティブ・レジャーラインを訪れるデイヴ・ラストヴィッチ。パタゴニアはこの工場と提携を結び、そのフェアトレード認証の獲得に協力した。写真:Jarrah Lynch 】

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マイクロファイバー汚染に関するアップデート

by パタゴニア 

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2016年6月、私たちは世界中の消費者が購入している化学繊維(以下、化繊)で作られている織物製品(ナイロン、アクリル、ポリエステル等)から生じる極小の繊維が引き起こす海洋汚染問題について、パタゴニアの調査報告を本ブログに掲載しました。

マイクロプラスチック汚染に関する調査は、科学者やアパレル業界内でまさにはじまったところですが、化繊衣類から抜け落ちるマイクロファイバーは、非常に懸念されています。私たちはこの問題を深刻にとらえ、問題の大きさと全容をより深く理解するために資金を投じ、そして影響力の強い解決策を生み出す一助となる措置は何なのかについて、理解を深めています。昨年の夏以降、私たちは問題の調査にさらなる対策を講じ、極めて重要な要因に対処する新たな行動を起こしてきました。ここでそのアップデートを報告します。

【 写真:Kyle Sparks 】

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フェアトレード:最初の一歩

by ローズ・マーカリオ

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「フェアトレード・サーティファイド」のシンボルを見たり、コーヒーやチョコレートの売上げの一部が生産者に直接届き、その地元地域に残るという保証について聞いたことがあるかもしれませんが、パタゴニアは、フェアトレードUSAとのパートナーシップのもと、その同じ恩恵を衣類にも提供します。

プログラムはシンプルです。パタゴニアは1点のフェアトレード・サーティファイド製品ごとに賞与(プレミアム)を支払います。この賞与は労働者が管理する口座に直接送られます。これは上から下へのプログラムではなく、民主的に選出された労働者から構成されたフェアトレード委員会が、その用途を決定します。それらは、プライベート・ヘルスケアや託児所などの社会的、経済的、環境的な地域事業のために使用されたり、あるいは労働者が生活賃金に近づけるようボーナスとして支給されます。

【 上:ハイダラマニ社のミヒラ(地球という意味)工場でパタゴニアのベター・セーター・ベストを縫う従業員。この工場はカーボン・ニュートラル、およびLEEDのゴールド認証とフェアトレード認証を受けたパタゴニア衣類の縫製工場。スリランカ、アガラワッタ。写真:Tim Davis 】

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パタゴニアのウールの再開

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パタゴニアは過去10か月間にわたり、動物愛護と土地再生の両面において、検証可能で、かつ厳格な規格を遵守するウールの新しいサプライチェーンを構築するため、たゆまざる努力をしてきました。そしていくつかのキーポイントに到達した今、これまでに達成したこと、そしてまだ達成できていないことについて、お客様に直接ご報告したいと思います。

[ 写真:パタゴニアの新たな2つのウール・サプライヤーのひとつ、オレゴン州ワスコ郡のインペリアル・ストック・ランチ。 JEANNE CARVER ]

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海の極小プラスチック繊維について私たちが知っていること

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プラスチックの海洋環境への影響については、テキサス州規模の太平洋ゴミベルト、クルーズ船から排出されて海岸に流れ着くペットボトル、工場規模のトロール漁船が破棄した「幽霊」網と漁具など、多々報告されてきました。また今年はじめには海洋プラスチックについての新しいレポートが世界経済フォーラムにて発表され、プラスチック汚染の重要さを強調しています。それは「2050年には、海には魚よりプラスチックの方が多く存在するだろう」と報告し、その主な原因にはプラスチック包装を挙げています。CNNは「世界はプラスチックのゴミであふれている」と宣言しました。この研究ではプラスチックの包装原料の95%がたった一度使われただけで経済活動から失われ、そのコストは800億〜1,200億ドルにのぼると報告しています。そしてこのプラスチックの相当量は環境に残置され、経済だけでなく惑星の健康により大きな被害を及ぼしています。

写真:Kyle Sparks

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ヨーロッパからの見解:包括的貿易投資協定(TTIP:Transatlantic Trade and Investment Partnership)に反対します

by ライアン・ゲラート、パタゴニアEMEA(欧州、中東、アフリカ)

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先週〈グリーンピース〉が、提案されている包括的貿易投資協定(TTIP)の交渉中の文書と内部見解を示す文書248ページを漏洩しました。これにより、関与しているヨーロッパの28政府、EUおよび米国間の深い亀裂が明らかになりました。

〈グリーンピース〉のレポートにより、ここヨーロッパでは混乱が引き起こされました。フランス政府は目下のところこの協定に反対しているという声明を出したほどです。すでに3年以上にわたる交渉はいま、危機に面しているようです。

この協定に賛成する者も反対する者も、貿易障壁は長期にわたってすでに取り除かれており、TTIPはそのためにはほとんど役に立たないことを認めています。その代わりその焦点は、米国よりもヨーロッパで一般的に強靭な環境、健康、動物福祉水準を調和させることです。

写真上:テキサスのオーガニックコットン畑。1996年以来、パタゴニアは合成殺虫剤、除草剤、落葉剤、化学肥料を使い、GMO(遺伝子組み換え)種子を使用する従来のコットン栽培ではなく、害虫を管理し、健康な土壌を構築する天然の解決策を使用するオーガニックコットンのみを使用してきた。写真:Tim Davis

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クリーネストライン

アウトドアウェアを製造/販売するパタゴニアの社員、友人そしてお客様のためのブログです。パタゴニアについては patagonia.jp をご覧ください。

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