まだ見ぬ水平線の彼方へ  

by 内野加奈子

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私が〈ホクレア〉という名のハワイの伝統航海カヌーの存在を知ったのは、海の魅力に惹かれ、週末ともなれば、伊豆や三宅島に通っていた学生時代のことだった。友達が手渡してくれた1冊の本に描かれた、星や月、波や風を読み、水平線の彼方の島を目指す伝統航海の世界。人はこんなにも深く自然を理解することができる。人と自然のかかわりに興味を持っていた私にとって、ホクレアは新しい扉を開く大きなきっかけになった。

ハワイ大学に進むことを決めた私は、2000年の6月9日、小さなスーツケースひとつでホノルルに降り立ち、その翌日、ホクレアの停泊する桟橋に向かった。初めて見る伝統航海カヌー、ホクレア。そのカヌーはひっそりと静かに美しく、海の上に浮かんでいた。桟橋にはクルーたちが忙しく行き交い、近くを通りがかった一人が、これからカウアイ島に向う準備をしてるんだ、と教えてくれた。カヌーの上には、伝統航海術師のナイノアの姿も。しばらくして、カヌーから下りてきたナイノアが足を止めてくれた。「伝統航海に興味があります」 どこから来たとも知れない外国人のその言葉を、ナイノアは真っすぐな眼差しで受けとめてくれた。今日まで続くホクレアとの関わりのはじまりの一日だった。

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『未開の領域』のツアー

by ステフェン・ジョーンズ

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制作パタゴニア プロビジョンズ、監督クリス・マロイ(『180 South』)による最新の短編映画『未開の領域』をご紹介します。これは私たちの土地、水、野生動物を修復可能にする方法で育てられ、収穫され、製造された食物が、環境危機の解決策の一部になれること、そしてなるべきであるという私たちの信条から生まれた映画です。

映画をご紹介するのはワシントン州立大学の〈ブレッド・ラボ〉のディレクター、ステフェン・ジョーンズで、『未開の領域』の登場人物のひとりでもあります。導入文につづいて映画のトレーラーをご覧いただけます。

Art work : Peter McBride

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バンフ・マウンテン・フィルム・フェスティバル・イン・ジャパン 2014開催決定

 

世界最高のアウトドア映画祭であるバンフ・マウンテン・フィルムフェスティバル。毎年11月にカナダ・アルバータ州バンフで開催されるこの映画祭は、世界有数の山岳フェスティバルのひとつとして本年で39年目を迎えます。

登山家やアウトドア愛好者が、登山シーズンとスキーシーズンのあいだに楽しめる年中行事を探し、1976年にカナダ・アルバータ州ロッキー山脈の小さな街、バンフで開催されたのがはじまりです。1日だけの登山映画際として始まったものが、いまでは9日間にわたるバンフでのイベントに加えて、南極大陸を含めた全大陸をめぐるワールドツアーで、年間840回を超える上映回数を誇り、世界中で39万人以上のアウトドアファンを魅了しています。

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Get Small or Get Out :ライブスクリーンプリントグループ「Big O project」の旅

by カザマナオミ

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「Get Small or Get Out」 は去年ダンに出会い、贈られた言葉。僕の活動に共感してくれたからなのか、作品に興味をもってくれたからなのか――。とにかくその言葉に出会い、それを描き、それをプリントする旅を始めるいま、その言葉はとても親しみ深いメッセージとなった。

「Get Small」――小さくあること。 結論から言うと、もともと誰もが小さいのだと想う。

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Worn Wear アウトテイク:「新世界のフリース」

Worn Wearは私たちが所有する物や私たちが生きる人生における質の追求です。このアウトテイクでは、ニック・ヤードリーが故郷であるイギリスのヨークシャーをあとにし、期待に目を輝かせてアメリカのニューイングランド地方に到着し、最初の給料を紫のパタゴニアのフリースに使ったことについて話します。

監督:キース、ローレン、クリス、ダン・マロイ
音楽:テリー・コッフィールド

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Worn Wear:新谷暁生氏から届いた着ることについてのストーリー

キースとローレン・マロイが考案したWorn Wearは、キースが長年にわたって使用してきた自身のサーフ・ギアにインスピレーションを受けてはじまった取り組みです。2人はWorn Wearブログをスタートさせ、そこを皆様のお気に入りのパタゴニア製品にまつわるストーリーをシェアする場としました。この取り組みの開始にあたり、イヴォン・シュイナードものちにすべての「元祖」となるフリースについてのストーリーを寄稿しています。今日は日本人としては最初の投稿となる、イヴォンとも親交のある新谷暁生氏によるストーリーをご紹介します。

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Worn Wear :着ることについてのストーリー

 

今日は皆様に『Worn Wear:着ることについてのストーリー』のフィルムをぜひご覧いただきたく、ご案内させていただきます。

Worn Wearは私たちが所有するモノや私たちが生きる人生における質の探求です。このショートフィルムは私たちをメキシコ、バハの電気や水道のないサーフキャンプ、ニューハンプシャー州コントクックでメープルシロップを採集する一家、カリフォルニア州オーハイのオーガニック農場、またスキーのチャンピオンやナショナル・ジオグラフィックの写真家、そして伝説的なアルピニストのもとへと導きます。パタゴニアの創業者イヴォン・シュイナードのインタビューも収めた本フィルムは、購買行動に対する人びとの狂乱への防御手段であり、Worn Wearはすでに所有しているモノを称賛することへの招待です。

【ビデオ:Worn Wear:着ることについてのストーリー

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Coyote No.49 特集 今こそ、パタゴニア。

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「パタゴニア」の世界をよりよく知るために旅に出る。
ベンチュラ、ワイオミング、ハワイ……。

「パタゴニア」が40年の歳月をかけて静かに私たちに伝えてくれたことを、一つ一つ紐解いていきたい。商品を通して生地を見直し、産地を検証することから、社会や環境に対する責任を持つことの意味。創業者イヴォン・シュイナードのシンプルな生き方にこそ、私たちが進むべき道が示されている。
ここではないどこかへ。
一つの場所にとどまらず、先を進むことも引き返すことも恐れない。
文化であり、哲学であり、生き方でもある「パタゴニア」の在り方を通して、
過去の40年ではなくこれからの40年へ、旅をする読者にこの特集を贈ろう。

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『Coyote No.49 特集 今こそ、パタゴニア。』は9月25日発売。パタゴニア直営店およびオンラインショップ、また全国の書店でもお買い求めいただけます。

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なお、パタゴニアでは発売に際し、トークショーを行います。

「コヨーテとともに
今こそパタゴニア40年の軌跡を歩む。」

スピーカー:
藤倉克己(パタゴニア・インターナショナル・マーケティング・ディレクター)
新井敏記(Coyote編集長)
佐藤秀明(写真家)

10月15日(火)19:30~ 京都ストア(要予約:定員40名)
10月16日(水)19:30~ 東京・ゲートシティ大崎ストア(要予約:定員70名) 

「パタゴニア」の世界をよりよく知るために旅に出よう。パタゴニアが40年の歳月をかけて僕たちに伝えてくれたこと、たとえば社会や環境に対する責任、一番シンプルな生き方、それこそが私たちが進むべき道が示されている。たった一人で荒野に立つ勇気、経験と叡智をより知るために。

詳細はこちらからご覧ください。お問い合わせ/ご予約は各ストアへ

本日より30%offセール開催

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パタゴニアでは本日より直営店/通信販売/オンラインショップにて、Spring/Summer2013製品を30%offで販売するセールを実施します(一部除外品あり)。また8月22日(木)~25日(日)の4日間は30~40%offでファイナルセールを開催します(通信販売/オンラインショップは30%off、8月27日(火)まで。アウトレットストアは8月26日(月)まで)。この機会にぜひお越しください。

[ セントロ・アルピノにて物干しロープでスラックラインを楽しむケイト・ラザフォードと、それを見守るマイキー・シェイファー。アルゼンチン、エル・チャルテン 写真:Ben Ditto ]

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バンフ・マウンテン・フィルム・フェスティバル・イン・ジャパンが今秋も日本にやってくる

 

世界中のアウトドアファンが熱狂する国際的映画祭!待望の2013年度開催

世界最高のアウトドア映画祭であるバンフ・マウンテン・フィルムフェスティバル。毎年11月にカナダ・アルバータ州バンフで開催されるこの映画祭は、世界有数の山岳フェスティバルのひとつとして本年で38年目を迎えます。

登山家やアウトドア愛好者が、登山シーズンとスキーシーズンのあいだに楽しめる年中行事を探し、1976年にカナダ・アルバータ州ロッキー山脈の小さな街、バンフで開催されたのがはじまりです。1日だけの登山映画際として始まったものが、いまでは9日間にわたるバンフでのイベントに加えて、南極大陸を含めた全大陸をめぐるワールドツアーで、年間735回を超える上映回数を誇り、世界中で33万人以上のアウトドアファンを魅了しています。そんなファンの熱狂に応えるように、世界中のクライマーや映画製作者、作家、写真家が山岳コミュニティの主要イベントと位置付け、ワールドツアーでの上映作品に選ばれることを夢見てフィルムコンペティションに出品しています。その結果、第1回が開催されて以来、クライミング、登山、アウトドア、山岳文化、環境分野の5,000本を超える映画がアーカイブされています。過去のフェスティバルでは、ダグ・スコット、ラインホルト・メスナー、エドモンド・ヒラリー卿、カトリーヌ・デスティヴェル、リン・ヒル、ブラッドフォード・ウォッシュバーン、ガーラン・クロップ、グレッグ・チャイルドをはじめ、世界トップクラスのクライマーや探検家が多数出演しており、フェスティバルを盛り上げています。

今年度も世界中から応募された350本以上の作品の中からグランプリおよび受賞作品を選出。そのなかから厳選された作品がワールドツアーにて、世界6大陸40か国以上で上映されます。昨年の来場者数の合計は全世界で33万人を超え、日本でも今秋9月から11月にかけて全国12都市で開催。世界各国から集められた山岳をはじめとする様々なアウトドアスポーツと自然環境の楽しさ、厳しさ、美しさをこの機会にぜひ身近に感じてください。

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クリーネストライン

アウトドアウェアを製造/販売するパタゴニアの社員、友人そしてお客様のためのブログです。パタゴニアについては patagonia.jp をご覧ください。

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